*
いつも「散るろぐ」をお読みいただきありがとうございます。
先日(2015年10月17日)連載を開始いたしました「アムウェイで挫折した思い出」につきまして、続編の執筆を断念したことを、ご報告申し上げます。
該当記事につきましては、全6話による完結を予定しており、草稿もあがっていましたが、諸般の事情により継続が困難と判断し、連載を中止する運びとなりました。
続きを楽しみにお待ちいただいた読者のみなさま、ならびに関係者各位様に、深くお詫び申し上げます。
中止の経緯
中止の判断としましては、はてなブログガイドラインに準ずるものとなります。「紹介ビジネス、マルチ商法などの勧誘」に抵触するリスクを考慮しました。
この判断に至りましたのは、はてなブックマークより、アカウントの剥奪を匂わせる、脅迫的なコメントが寄せられたことに端を発します。
アカウント、飛ばされないようにねww
鈴木氏(id:suzukidesu23)の「飛ばされる」とは、記事の内容がガイドラインに抵触しているため飛ばされる、つまり、ブログを消される可能性を匂わせているのです。
ところが、ガイドライン違反の可能性について指摘しているのは、数あるコメントの中で鈴木氏ただ一人です。「たったひとつのコメントなど気にすることは無いのでは?」と思われるかも知れません。
しかし、僕はこのコメントに言葉では言い表せない凄まじい恐怖を感じました。
周知のように、鈴木氏と言えば、JASRACに次ぐ著作権警察として名高く、鈴木氏にかかれば「グレーでも黒くなる」という印象で語られるネットの私設警察です。
また、鈴木氏は、自身のブログを経由し、ChromeBookを3万円(現在は1万5千円)にて、150台近く販売し、混浴露天風呂の記事をヒットさせるなど、数々の輝かしい実績を持つ有名アフィリエイターです。
これほど影響力の高いユーザーに、圧力をかけられては、弱小ブログの僕は、膝を折り、泥をなめるしかありませんでした。
もっとも、記事については、紹介ビジネスでもなく、ましてやマルチ商法を勧誘する内容ではありません。
しかし、あらぬ誤解から、アカウントを停止されては大変です。なぜなら、僕の生活に、ブログは無くてはならぬ、かけがえなのないライフラインとなっているからです。
ブログの広告収入
ご存知のように、当ブログにおきましては、広告を掲載し、そこから発生する広告報酬によって生活の一部を支えております。
以下は、主たる使用経費になります。
- インターネット接続料
- 音声通話料
- スマートフォン端末購入費
- ブログ管理費
- ブログ原稿執筆料
- Amazon商品の購入
- 週刊誌の購入(ジャンプ、マガジンなど)
- お菓子代
- 日用雑貨(電卓、ノート、付属品など)
- Kindle書籍代
- 交際費
- タクシー代
- ゲーム購入費
- 書籍購入費
- 電気代
- インターネットカフェ利用料
ざっと挙げただけでも、ブログの運営費はもちろん、生活インフラにおける一定の支出をカバーしております。また、普通に働いていたら絶対に手を出せなかった品まで買えるようになりました。
いっぽうで、残念ながら、僕の仕事の報酬は年々減少しております。昨年からボーナスを全額カットされ、その勢いは一気に加速しました。
また、転職しようにも、売り込めるスキルもなく、労働市場における僕の価値は限りなくゼロでした。
そんな時に出会ったのがインターネットビジネスです。僕はGoogleAdSenseプログラムに参加し(無料)、以前から綴っていた自身のブログ「散るろぐ」に広告を掲載しました。
最初はもちろん半信半疑でした。19歳のとき、泣きながら海に投げ込んだ、あのフライパンのように、また裏切られるのではないか。そう思いました。
ところが、Googleは真実でした。見ず知らずの僕の口座へ、額面通りの金額を、1円違わず振り込んでくれたのです。
僕はこの歳になるまで、人を信じるということが出来ませんでした。しかし、Googleは、そんな不信感を根底から覆してくれたのです。
つまり僕が心から信頼するのは、親でも兄弟でもなく、Googleなのです。
ですから、みなさん。どうか、どうか僕のブログを狙わないでやってください。アラを探さないでやってください。
どんな人間にも、ミスや欠点はあるものです。ましてや、日常をつづった雑記ともなれば、穴があって当然です。
想像してみてください。
ひとり寂しくブログを書く暮らしを。
最近では、40代の男性が、独身というだけで「人格障害」を疑われる時代です。婚活市場では「除外」の烙印を押され、リストから抹消されることすらあると聞きます。
そんな僕にとって、AdSenseだけは真実なんです。抱きしめたいほど愛おしい、まごころの贈り物です。わずかな報酬は、僕の魂のささやかな救済なのです。
ですから、僕をこの場所にいさせてください。
みなさんへ、記事を届けさせてください。
僕はとてもつまらない人間です。優れた見識も、知識も、学歴も、悲惨な過去も、なにひとつありません。しかし、力の限り、精一杯の物語をブログに載せていきます。
どうか、どうか、みなさまのご理解と、ご賛同のほど、よろしくお願い申し上げます。