ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

ダイエットを終わらせる方法

体重の増加や、体型の変化で、ダイエットに励んでいる人が多い。僕も、お腹ぽっこりが気になって、ここ数年、いろいろがんばってきた。水泳とランニング、体幹トレーニングや筋肉トレーニングなどだよ。

だけど、ダイエットに終わりはないんだ。いくら食事制限をしても、ちょっと油断して、夜中に菓子パンを食べたり、お酒をのんでラーメンを食べたりしてしまえば、あっという間に元通り。あの苦労はなんだったのか、と思うほどアッサリと体重が増えてしまう。

そこで今日は、そんな不毛なダイエットにピリオドを打ちたい。ダイエットを終わらせるんだ。


太った自分を愛してあげる

そもそも僕らは、なんでダイエットなんてしようと思ったんだろう。それは、たぶん、太った自分がキライだからなんだよ。

だけど、よく考えてみて。太ってたっていいじゃない。歳をとれば、誰だって体型は変わるし、体重も増える。いわば自然現象なんだ。

じゃあ、変わっていく自分を、うつくしい四季のように愛でればいい。舞い散る桜のように、色付く紅葉のように、凛とした冬の寒風のように、その変化を楽しむんだ。

流れる月日を惜しむんじゃなく、太りゆくカラダを愛してみよう。変わりゆく体型を楽しもう。それは決して後戻りじゃなく、未来へと前進するメタモルフォーゼなんだ。


人は見た目じゃない

ほら。なんだか、太ってるのもわるくない、って思えてきたよね。そうなんだよ。ひとは見た目じゃないんだ。

人は誰しも歳をとり、やがて土に還ってゆく。その偉大な大自然の営みのなかで、自分だけ若返りたいなんて、人間のエゴだよ。

好きなものを、好きなときに、好きな場所で食べよう。食べたいと思ったら、自然の流れに身をまかそう。

それで太ったとしたら、それが本当の自分なんだ。もしもダイエットで痩せたとしても、それは偽りの姿でしかない。いわば贋作(フェイク)なんだ。

そんな自分、愛せるハズない。

さあ、お菓子をたべよう。

そして、ぽっこりお腹で太鼓を叩こう。そのリズムに身をまかせて、ダイエットを終わらせるんだ。