良い大学に入って、良い会社に就職すれば幸せになれる。勉強をしないと将来、痛い目にあって後悔する。僕の知っている大人は、口をそろえてみんなそう言った。
だけど、それがウソだったってことを、僕は、僕の人生をかけて証明した。
今日はそんな話。
わりとハッピー
僕なんて、小学校のテストから0点をとっていたし、中学の通信簿は1と2ばかり。高校はタモリの「笑っていいとも」を見て、昼から学校へ行っていたから出席日数はギリギリで、でも卒業はできた。要するに、僕は人生のなかで勉強ってものを、ぜーんぜんしなかったんだよ。テストの前日なんて、ゲームしてテレビ見てたからね。みんなが一生懸命がんばって勉強してるあいだ、愉快にやってたんだ。
だから、プレッシャーなんて、これっぽっちも感じたことがない。20代なんて、好きなゲームと音楽、自堕落な性なんかにおぼれていた。
それでも、今はわりとハッピーなんだ。彼女はちょっと年が離れいるけど、いつも一緒にいられるし、お金もそこそこあって、将来の不安もない。
良い会社に入っても
勉強の目的って、けっきょくお金なんだよ。でも、コネ入社とか、社長のこどもとか、社長の娘の旦那とか、そっちの方がぜんぜん給料いいじゃない。そりゃ、ホリエモンとかバスキアとか、田端信太郎みたいに、自分で切り拓いていく人もいるよ。だけど、そんなの全人類の何パーセントだと思う?
あんなスペシャルになるって、無理なんだ。もちろん勉強も関係ない。彼らよりもっと勉強、得意な人もいるけど、ホリエモンにもバスキアにもなれない。
つまり、仕事の能力とか実力、稼ぐ給料って、勉強したとかしないとか、あんまり意味無いんだよ。むしろ仕事では、勉強で解決できないことのほうが重要なんだ。
今が幸せだったらいいじゃない
結論を言ってしまうと、勉強したくないなー、と思ったら、しなくてもいい。それで不利になることもあるけど、人生の幸福度には影響ない。それより、ストレスフリーで生きていく方が、よっぽど健康に良いんだよ。
僕の場合、仕事でそんな責任に追われることもないから、のんびりできる。倒産したら、他の仕事すればいいだけ。そもそも、給料少ないから、どこへ行っても変わらないし。
その代わり自由にやれるよ。ヒマなときなんて、寝てるし、おやすみの日なんて、なーんにも考えずに笑ってられる。
これが、もし責任ある立場だったら、そうはいかない。ずーっと仕事とお金のこと考えなきゃいけないからね。ご愁傷さまだよ。
勉強なんてしなくていいんだ。義務教育さえそこそこやっとけば、それで十分。あとは、自分の気持ち次第で、幸せににも不幸にもなるんだよ。
僕は今ハッピー。
それがすべての答えなんだ。