メールボックスをひらくと、Amazonからのお知らせが届いていて、またプライムビデオの宣伝かな、と思ったら、Kindle本の紹介料率アップの通知だった。
Kindleって、まだあったんだ、とか思いつつ、そういえば、しばらく本も読んでいないな。令和の時代とはいえ、ちゃんと本の文化は残っていて、Kindleも元気にやっているっぽい。
むかしは、古本屋さんで一冊100円になってるのを、10冊くらいみつくろって、休日はずっと読んでいた。貧乏性の僕にとって、最高にコスパの良い娯楽。
個人的に、文庫本のサイズ感が気に入っていて、寝転がって読むのに丁度良いんだよ。そういえば堀江さんが、紙の本なんてクソ、邪魔になるだけ、デジタルでいい!って言ったら、岡田斗司夫さんが、じゃあ、彼女もデジタルでいいんですか?って聞いたら、それはヤダ!って言って、じゃあ、本好きな人の気持ちにも寄り添えるでしょ?って言っていた話を思い出した。
どんな想いにも愛着があって、たとえそれが情報や言葉だったとしても、物体を伴っていいんだって。
本題から、ずいぶん遠回りしたけど、さっそくKindleを売っていこう。10%に大幅アップした報酬が切実に必要なんだ。今の僕にとっては。
まずはこちら、「旅のラゴス」
『旅のラゴス』要約(約180字)
各地を放浪する旅人ラゴスは、戦乱や奴隷化、科学文明の遺跡など多様な世界を渡り歩き、人々との出会いと別れを重ねながら成長していく。旅の中で知識や技術を学び、時に生死をさまよいながらも、彼はただ「旅すること」そのものを生きる指針とする。人生の豊かさと時間の流れを静かに描く、成熟の物語。
正直、内容は覚えていない。ChatGPTのあらすじ機能で、ボンヤリ思い出せたけど、タイトルを探すのに手間取ったくらいには忘れてる。ただ、すごく面白い本だったのは知ってるから、ぜひ読んでみて。
続いてはこちら、「幻奇島」
『幻奇島』要約(約180字)
孤島の財宝伝説を追って集まった人々が、嵐で島に閉じ込められ、次々と不可解な事件に巻き込まれる。島には奇妙な仕掛けや迷路のような構造があり、脱出を阻む謎が潜む。密室状況の中、互いの疑念が高まるなかで真相が少しずつ明らかになり、島に隠された過去と犯行の動機が浮かび上がっていく。
西村京太郎は、鉄道ミステリーの十津川警部シリーズが有名だけど、あっちはあくまで本業。この幻奇島は、たぶん処女作に近いくらい初期の作品で、ぜひおすすめしたい。
次はこちら「コインロッカーベイビーズ」
『コインロッカーベイビーズ』要約(約180字)
コインロッカーに捨てられて育ったキクとハシは、荒廃した都市で生きるうちに、それぞれ破壊衝動と音楽的才能を抱えて成長する。キクは都市を破壊する計画にのめり込み、ハシはロックスターとして人気を得ながら精神の均衡を失っていく。捨てられた世界への怒りと孤独を胸に、2人は“都市と自分自身”の運命に向き合うことになる。
村上の龍さんの代表作なので、もう読んじゃってるかな。コインロッカーに赤ちゃんが放られている、という設定は、時代のトレンドを先取りしてる、いかにも近未来な病をこじらせています。ぜひぜひ、手にとってみてはいかがでしょう。
先生、まだ生きてるのかな、「氷点」
『氷点』要約(約180字)
産院で取り違えられたことから始まる悲劇を軸に、家族の罪と赦しを描く物語。犯された罪を背負う家に育った辻口陽子は、純真さの裏に深い影を抱えながら成長していく。母・悦子は自責と赦しの間で揺れ続け、家族は徐々に壊れていくが、真実の発覚がそれぞれの心に大きな転機をもたらす。信仰と人間の弱さを鋭く描いた名作。
正直、内容ほとんど忘れてます。ただ、綾子先生の代表作なのは間違いなくて、古くは、新聞かなにかに連載されていた作品です。戦後の価値観のありかたであったり、空気感をとらえている気がします。どうでしょう?
これは読みました?「TUGUMI」
『TUGUMI』要約(約180字)
海辺の町でひと夏を過ごす主人公と、病弱だが気性の激しい従姉・つぐみとの日々を描く物語。家族の温かさや小さな衝突を積み重ねながら、つぐみの孤独や強さが次第に浮かび上がる。やがて起こる出来事を通して、生と死、友情と別れの意味が深く胸に刻まれ、主人公は大切なものに気づいていく、静かな青春の名作。
吉本ばなな、といえばキッチンですが、僕はこれをおすすめします。なんというか、少女が屋根裏で、あるいは押入れのなかで、自我を保つため健気に戦う姿に胸を打たれます。本当か?内容は失念していますが、良い本だったと記憶しています。
最後はこちらです、「プラナリア」
『プラナリア』要約(約180字)
さまざまな生きづらさを抱えた女性たちの日常を、静かで透明感ある筆致で描く短編集。失職や恋愛の迷い、家族との距離感など、誰もが抱える不安や孤独を丁寧にすくい取る。登場人物たちは大きな変化を求めず、ただ自分を保ちながら前へ進もうとするが、その小さな一歩に深い共感と余韻が残る、山本文緒を代表する作品。
あまりメジャーではないんですが、山本文緒、好きなんですよね。ちなみにプラナリアは短編集です。ライトノベル的なテーストですが、上手いなと感じさせる作家さんです。
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今回は、ここまでです。
ちょっとでも売れたら、またこすりたいんですが、世の中そんなに甘くないですよね。それは冗談ですが、懐かしく思い出してもらったり、なにか探していてる人の、一助になれば幸いです。





