ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

投資をやめた

ご無沙汰してるね。きみは元気かな…

こっちは相変わらずってところ。ちかごろは、死について考えることが多くなったよ。闇夜に浮かぶ花のように、あるいは、砕け散る波のように、僕もまた、この世界のありふれた景色に戻っていく…というだけの話しなのに、まだ、なにかをどこかに置き忘れた、そんな感覚がくすぶってる。

僕の半生はまさに、なんのドラマもなく、浮き沈みもなく、大きな幸福も、たいした不幸もなく、ちょっぴりの幸運と、ちょっぴりの不運を繰り返しながら、時のはざまにこぼれ落ちてゆくようだ。

井の中の蛙にもなれず、天狗にもなれず、大きな野望もなく、小さな欲望も叶わず、きみからすると、いったい何のために息しているんだ?と、そう思っているだろうね…。でも、それが僕という器なんだ。

ずいぶん前置きが長くなってしまった。勘弁してほしい。なにしろ久しぶりだから。文字の打ち方も忘れてしまうほどに…

ここ2年ほど、毎日チャートを眺めていた。株や債券なんかの、いわゆる投資とよばれる類のだよ。

結論というか、収支からいうと、最終的にちょっとだけプラスになった。金額は10万くらいかな。

無知な僕が投資をはじめたとき、銀行で手数料を6万円くらい払って買った投資信託。あれは5年でさらに15万円くらい溶けていた。

それを思い切って損切りしたから、スタートは20万円のマイナスからだった。

株は、日本株が20万のプラス、米国株が20万円のマイナス。投資信託が、S&P500と全世界のindexで20万のプラス。

最初のマイナス20万を計算にいれたら、投資の収支はトントンになった。

けっきょく、なにがプラスになったのかというと、なにも考えずに買ってたオリックス銀行の金銭信託だった。100万円分買っとくと、1年で4千円くらいふえるやつ。

これを400万円くらい、5年間毎年買ってたから、4万くらい増えたと。リスクゼロではないから、絶対に大丈夫とは、もちろんいえないんだけど、投資信託よりおすすめ。

これのメリットは、1年単位でリセットできるところで、貧乏な僕らは、いつお金が必要になるかわからないから、3年とか10年とか、基本的に長く預けなきゃダメなのはやめたほうがいい。

いや、こんな話しはもうやめよう。
僕はとりあえず、銀行の投資信託で溶かした20万をとりかえした。それでいい。そして、すべてのポジションは現金に戻したから、もうチャートも見なくていい。

このお金のギャンブルでは、多くのことを学ばせてもらった。そう、金をかけた博打は、勝っても負けても、無知なバカをすこし賢くしてくれる。それだけなんだ。

とりあえず、今日はそんなところ。

まだ伝えるべきことが、たくさんあるけど、今日はここまで。