ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

ダービースタリオンマスターズが面白いよ

ダビマスを知ってる?

競馬シミュレーションの名作「ダービースタリオン」が、スマホアプリで登場したんだよ。

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僕は、ファミコンやパソコンのフロッピーディスク時代から、ダビスタをやっていて、シリーズ通算のプレイ時間は、数千時間に及んでいる。

そんな僕の目から見ても、ダビマスは本当に素晴らしいよ。ゲームとしての完成度はもちろん、バランスもそこそこに優れている。もうパッケージ版を買う必要はないくらい。

でも、馬の調教や種牡馬の入手には、オンラインアプリ特有のクセがあるから、ダビスタ経験のある人でも、ちょっと迷いそう。

今日は、その辺りの解説も含めて、ダビマスの素晴らしさをみんなに伝えたい。


種牡馬の種付け権

はじめに、スマホアプリの宿命にガチャがある。いつものダビスタなら、資金さえ稼いでおけば、サンデーサイレンスなどの、強い種牡馬を、ぽこぽこ種付けできたよね。

でも、今回のダビマスでは、それが出来なくなっている。

ダビマスには「種付け権」という仕様があって、それぞれの種牡馬は、持っている種付け権の回数分しか種付けできない。

そして、種付け権は、以下の方法で入手する。

  • 種牡馬抽選会で入手する

スタンダードな方法は、抽選会でゲットする方法。画面下のアイコンをタップすると現れる。金の馬蹄石(30個)で、ガチャを一回まわせる。

これが、一番、能力の高い種牡馬(レア度の高い)を手に入れる方法になる。

つまり、良い種牡馬(★5)を何度も種付けしたかったら、リアルマネーで買える「金の馬蹄石」を購入するしかなくて、これがダビマスの課金どころになっている。

でも、無課金で手に入る範囲でも、充分に強い馬を育てられるから大丈夫。リアルマネーは、あくまで、BC(ユーザー同士のレース)で、絶対に勝ちたい!最強馬を作りたい!というヘビーユーザーにおすすめ。

それと、抽選会の画面を、左にスワイプすると、プレミアム抽選会と、ダビフレポイント抽選会が現れる。こちらも、抽選券とダビフレポイントがあれば抽選できるから、チェックを忘れないようにしたい。

  • 牧場長にもらう

毎年、4月1週になると、牧場長から種付け権をもらえることがある。確率はランダムで50パーセントほど。ただし、★2など、レア度は低いのであまり期待はできない。

  • イベントでもらう

イベントで種付け権や、抽選券をもらえることがある。

イベントの通知は、通常の画面に変化があったり、アイコンにビックリマークが出ていたら、とりあえずタップしてみる。

これで、普通に、エルコンドルパサーなど、良い種牡馬が手に入ったりする。

  • 運営からのプレゼント

こちらも、イベントと同じく、ちょくちょくログインしていると、タダでもらえる。ゲームに障害やバグ、メンテナンスがあったりすると、運営から「詫び馬蹄石」が、ばらまかれる。

ありがたく頂戴しておこう。


歴代のダビスタと違うのは、この種付け権の仕様くらい。あとは、ほとんど同じだから、ふつうにダビスタとして楽しめる。

ちなみに、僕の現在の進捗状況はこんな感じ。
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G1は、ダービーと皐月賞がとれてない。なかなか牡馬が生まれてくれなくて…


入厩時期と調教

ゲームを始めて、まず迷いそうなのが、入厩のタイミングと調教方法。

仔馬は、生まれた年が0歳で、次の年に1歳になり、デビューは2歳の6月1週になる。

そして、調教の開始(入厩)は1歳の9月からできるようになっている。

これは、人間に例えると、高校1年生の4月がデビューだとしたら、中学3年生の春から訓練を開始できる感じになる。

早めに準備した方が、強くなれそうだけど、個人的には、面倒なのでやらないようにしている。

ちなみに僕は、2歳の1月1週から。それで、2歳のG1や、グランプリを2勝(宝塚記念、有馬記念)したりできてるから、とくに問題ないと思う。

調教は「おまかせ」でも大丈夫。でも、ゲームを楽しむなら、自分でやった方がいいよね。

デビュー前の調教については、健康な馬であれば、2週追いしても平気。これは、歴代のダビスタより故障しにくい。ただし、体質が弱いとコメントされたら、2週追いは控えた方がいい。とくに2歳時は故障しやすい。

① 芝:一杯 ダート:強め
② 芝:一杯 ダート:強め
③ 芝:併せ
④ ダート:併せ

これを6月頃までローテーションして、ベスト体重よりマイナス8キロになったら一旦放牧。そして7月〜8月に再入厩、ダート中心に調整してデビューという流れ。


調子の変動

調子を変えるのは、ダビスタとほぼ一緒だけど、「併せ」で変わる確率が減って、そのぶん2週追いの確率がアップしている。例えば「ダート:強め」と「プール」でも変わってくる。

なので、調子を変えたくないときは、何もしないか、調教は1週だけ。調子を上向かせたいときは、2週追いをどんどんやっていく。調子が悪いときは放牧が手っ取り早い。

あと、丈夫で健康な馬は、絶好調の状態が、けっこう長く続くから、レース後に「ウッド:馬なり」でチェックするといいよ。


適正距離

普通のダビスタでは、母馬の能力がすべて、という感じだったけど、ダビマスでは、種牡馬の能力も重要になっている。ガチャを回させるために、種牡馬の価値を上げたのかも。

その中で、とく変わったのが「適正距離」の概念だと思う。今までの適正距離は、スタミナ値に依存していたから、スタミナの低い牝馬から長距離馬が生まれる確率は低かった。

ところが、今回のダビマスでは、種牡馬の適正距離の影響が大きく関わっている。

例えば、最高値を100とした場合、スピード50 スタミナ50 の馬が生まれたとする。今まではスタミナ50だと、ちょうど中間だから、2200メートルくらいが限界だった。3000メートルとかになると、スタミナ切れでズルズル後退してしまっていた。

それが今回は、同じスピード50 スタミナ50 でも、適正距離の範囲内で計算されているっぽい。

つまり、適正距離が、1000m〜1600m の馬と 1600m〜3200m の馬では、スタミナ50の意味がぜんぜん違うってことなんだ。

わかる?

僕もよくわからない。でも、なんとなくそんな感じがしているんだよ。


G1を勝てる馬の作り方

母馬の能力が低い場合は配合理論がよくて、母馬の能力が高かったら、配合理論にこだわるより、実績の高い種牡馬と、3×4のインブリードか、配合理論なしのアウトブリードがよかった。ニックスは関係なさそう。

  • 実績A 安定C の作り方

あと、種付け権が限られているダビマスでは、実績A、安定Cの種牡馬で、爆発を狙うのが難しくなっている。

そこで、なるべく能力の高い母馬に、実績A、安定Cの種牡馬をつける。

そして、牡馬が生まれたら、大事に育てて種牡馬にする。ダビマスでは、重賞を勝てさえすれば、カンタンに種牡馬になれるから、運が良ければ、実績Aを引き継いで、種付け権が5回ある自家生産の種牡馬が誕生する。

あと、強い馬を作るとき大事だと思ったのは、2月の母馬のセールのとき、「ゲノム解析」をすること。これで、「見事な配合」か、「完璧な配合」の組み合わせをやっとけば、そこそこ大丈夫だった。

一応、結果の良かった種牡馬を紹介しておくね。

  • G1を勝てた種牡馬

★★★★
コマンズ
ヴィクトアールピサ
カーリン
ウォーフロント
テスタマッサ
キングズベスト
エスケンデレヤ
ネオユニヴァース
ウォーエンブレム

★★★
ナカヤマフェスタ
アドマイヤマックス
ハーランズホリデー

最初の配合で良かったのが、父:キングズベスト 母:シームレスラウンドの完璧配合。

カーリン、ネオユニヴァースと繋いで、ほとんどのG1をとってくれた。

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3番目のノートは、名前を変えずに入厩させてしまったのだけど、2歳のG1(阪神ジュベナイルF・朝日フューチュリティーS)を連闘で勝ってくれた。


まとめ

だいたい、こんな感じ。けっこうマニアックなゲームになっているから、ダビスタ未経験の若者には、とっつきにくい作りかも知れない。

でも、本当に面白いから、ぜひ試してみる価値はあるよ。

ひとつだけ、改善して欲しいのは、調教師のコメント全般。

  • 調教師のレース後コメントをまともにしてほしい

僕が気になっているのは、レース後の調教師のコメント。パターンが少なくて、見飽きてしまう。それに、ちょっとトンチンカンなところもある。

たとえば、 すでに、G1を10勝もしている馬が、G2に勝ったあと「G1も見えて来ましたね!」というのは、あきらかにおかしい。

コメントにバリエーションを増やして、飽きさせないようにすること。G1や重賞を勝ったときは、もっと具体的な状況に則したコメントをすること。

▶条件戦を楽勝したとき
「期待通りの走りでしたね。このクラスに敵は見当たりません」
▶ウォッカに勝ったとき
「あのウォッカと叩き合いで競り勝ちました!」
▶ゴールドシップに勝ったとき
「やってくれました!ゴールドシップを見事に撃沈しましたよ」
▶不良馬場が得意な馬が勝ったとき
「恵みの雨でしたね。荒れ馬場には本当に強い馬です」
▶不良馬場が苦手な馬が勝ったとき
「道中、走りにくそうでしたが、なんとか乗り切ってくれましたね」

などなど、いろんなバリエーションが、100種類くらいあったら、もっと面白くなると思う。


条件戦のリアルさが足りないとか、ゴールドシップが強すぎるとか、色々あるけど、ゲームとしては、面白くできてる。条件戦をウロウロする馬なんか、どうせポイするもん。

ちょっと長くなって、まとまりがないけど、この辺で。





今日は、ここまで