ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

「キモくて金のないおっさん」だと思われないために、僕が伝えたいこと

やあ。キモ金おじさんだよ。

このごろ、袋のウラが痒くてね、ポケットのなかに手をつっこんで、コッソリ掻きむしっているんだ。

そんな僕も、世間じゃ「キモくて金のないおっさん」なんて思われて、肩身のせまい日々を送ってる。

いつの間に、そんな属性にクラスチェンジしてしまったのか、サッパリ身に覚えがないのだけど、なっちゃったんだからしょうがない。

実際のところ、自分で言うのもなんだけど、ホントは、性格も良くて貯金もいっぱいあって、良い奴なんだけどな…。

でも、世間はそうは見てくれない。それが「キモくて金のないおっさん」の正体なんだよ。

そこで今日は、若いメンズに、キモくて金のないおっさんにならないための心得を伝えたい。


地味な仕事をするな

職業に貴賎はない。真面目にコツコツ、地味だけど大事な仕事…。そんな風に思って生きてきた。

でも、それは正解じゃなかった。職人なら、それでいいけど、会社に勤めててそれじゃ、いつまでたっても、最下層で酷使されるだけ。

なぜなら、人は他人を舐めるから。結局のところ、地味な仕事なんて、誰も評価しない。誰も見てないよ。いや、見えても見えなかったことにする。

背伸びして、派手にならなくてもいいけど、地味なことで神経をすり減らしても、なんの意味もないよ。

その道の先には「キモくて金のないおっさん」のレッテルが待っているだけなんだ。


勉強はやっておけ

無知はキモ金の温床だよ。無理しても大学は出た方がいい。

いや、学歴だけじゃなく、資産運用の本を読むこと、資格の勉強をしてみること、新しい趣味(遊び)を始めること。

どれも、今まで自分が知らなかったことを、イチから学ばなけりゃならない。それが、役に立つかどうかなんて、そのときは分からない。

でも、とにかくやっとこう。可能性をゼロにしちゃダメだ。


思い切って辞めろ

仕事内容がくだらないとか、人間関係がイヤだとか、そーゆーのは、根本的には絶対に解決しないよ。あるのは自分の妥協だけ。

妥協、妥協、あきらめ。

妥協ってのは、しゃがみパンチをくらってる状態で、そのうち大技のコンボを決められる、前ぶれみたいなモンなんだ。

そんなときは、中段蹴りか、間合いをとるかして、その状態から、抜け出さないとアブない。

ライフを削られた後に、一発逆転できるほど、人生は甘くない。早目にリセットして、つぎのセットに賭けよう。それが出来るのは、若いウチだけ。


ペコペコするな

どんな仕事であれ、ペコペコしちゃいけない。無用な争いを避けるため、印象を良くするのに、そうやってペコペコしてるんだろうけど、それは長い目で見ると、決してプラスにはならない。

良い奴かどうかの判断に、腰の低さは関係ない。むしろ、あのひと愛想良くしてるけど、やることは腹黒い、って言われてる人、いっぱいいるよね。

これは、ギャップの逆転現象といって、自分が良いと思ってペコペコしていたことが、逆に悪印象を与えてしまう心理効果なんだよ。

ペコペコしちゃダメだ。王のようにふるまおう。


結婚しろ

どうせ同棲するなら結婚してしまおう。そりゃ、いろいろ面倒くさい問題も出てくるだろうね。後悔するかもって気持ちも、わからなくはない。

でも、男にとって、離婚のダメージなんて、たかが知れてるんだ。それより、結婚の責任から逃れた自分が、のちのち効いてくる。逃げる選択、キモいおっさんへの道まっしぐらだ。

決断は無責任でいい。だが、責任から逃げるな。

とにかく結婚して、周りを黙らせるんだ。


最後に

ひさびさに、書いていて熱くなってしまった。キモくて金のないおっさん。それがどれだけツラいか、想像がつくかな?

ヘラヘラしてるだけで、変質者扱いだぞ。子供を見ているだけで、ロリコンの要注意人物だぞ。痛くない腹をさぐられて、怪しまれて、それなのに誰も助けちゃくれない。同情すらない。

地味で真面目に仕事をコツコツして、不満を感じながらも、これというスキルもなく、会社にズルズルとのこり、愛想笑いで日々を過ごし、結婚もしなくて気づいたら40歳。

それが「キモくて金のないおっさん」の成分だ。マテリアルなんだよ。

まだ間に合う。

ヘラヘラするな。妥協するな。

結婚しろ。



今日はそんなところです