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こんにちは。チルドです。(もうライターを名乗るのは辞めました)
先日は、お騒がせしてしまって本当にすいません。
ちょっとまえに「言葉づかいに気をつけないとダメだよ」ってアドバイスをもらってから、センシティブな話題には、気を使って書いていたつもりなのですが、残念なことになってしまいました。
コメントもたくさん頂きまして、ひとつづつ噛んで含めるように拝読いたしました。建設的な内容から、腹を召されよ、という厳しいご批判まで、いろいろありましたが、僕は元気です。
さて、一連の流れで、批判の多い記事は儲かる、いわゆる「炎上マーケティング」という捉え方をされている意見がありました。
しかし、これは古い考えです。日本史に例えると弥生時代なみに古い認識です。
そこで本日は、批判の多い記事でアクセスアップしても儲からない、マーケティングにならない理由を、現状から、順を追ってご説明しようと思いす。
儲からない理由
かつて、PV至上主義と呼ばれた時代がありました。批判だろうがなんだろうが、アクセスさえ集めればお金になるという価値観です。
その後、批判の多い記事で瞬間的にアクセスを集めても長続きしない、その時だけだという見方が一般的になりました。
これは、一部では正しいとも言えますが、結論としては間違っています。批判の多い記事にアクセスが集まってしまうと、その時だけではなく、中・長期的にアクセスはダウンしてしまうのです。イメージとしては、高金利の借金を抱えた状態になります。
詳しいことは後で書きますが、検索が絶望的に弱くなるのです。ですから、短絡的にアクセスアップになりそうな(炎上しそうな)記事を書いてはダメです。
もっとも、単純に不愉快なブログ(お店)で物を買おうとは、みなさん思いませんよね。つまり、不道徳なブログは、マネタイズ的には、ゆくゆく淘汰される運命にあるのです。
コンテンツは人が評価している
ブログのアクセスアップでは、宣伝も大事と言われていますよね。自分のブログをPRして、動線を増やす方法です。
昔はいわゆるブラックハットと呼ばれる手法があり、検索上位に表示されたりも出来たのでしょうが今は違います。どこかに人間が関わってくるのです。あのグーグルでさえ、手動でペナルティを発動してくる時代です。
広告主のイメージがダウンする
批判が多い記事が目立ってしまうと、そこに表示される広告のイメージダウンになります。
気にしない広告主もいるでしょうが、そうゆう形での露出を好まない広告主も必ずいます。
結果的に、表示される広告が減り、マネタイズは長期的にマイナスになります。
インフルエンサーにそっぽ向かれる
ブログを長く続けていれば、誰でも2つ3つは、良い記事が書けるものです。
そういった良い記事が、インフルエンサーと呼ばれる影響力の高いユーザーにピックアップされると、大きなアクセスを得られます。
しかし、一度、批判の多い記事を書いてしまうと、インフルエンサーが見つけても、「あ、コイツあのときの炎上野郎か…」と思われて、そっぽをむかれてしまいます。
ブログサービスのブラックリスト入り
僕は「はてなブログ」というサービスを利用しているのですが、良い記事ならば、人気の記事としてピックアップし、トップページに掲載するなどして、広めてくれます。
しかし、普段の素行が悪いと、記事単体がどんなに素晴らしくても「やめておこうか」となってしまいます。むしろ、コイツは下げないといけないというバイアスが増幅して、露出を下げられてしまいます。
このように、炎上→アクセスアップ→うまし、とはならないのです。具体的な数字を出すと、また警告メールが届いてしまうので、はっきりとは書けませんが、収益だけ見ると以下のようになります。
1本の良記事>>3本のお役立ち記事>>>>>批判の多い記事
また、批判が多い記事のアクセスが、増えれば増えるほど、その後のアクセスが激減します。とくに検索やキュレーションのダメージが大きく、その影響は、中・長期的に継続しますので、トータルで見るとマイナスになるのです。
まとめ
このたび、多くのご批判をいただく、クソ記事を排泄してしまったことにより、当ブログがブログ界のフローティング広告として、多くの方々のブロック対象となってしまったことは、非常に遺憾の念を抱いております。
しかしながら、それがアクセスアップにはならない、収益的にはマイナスの効果しか無い、ということだけは、何卒ご理解ください。ヘタをすると1日の検索流入が、すべての記事数より少なくなります。
SEOであったり、検索キーワードであったり、サイトを評価するアルゴリズムは様々ですが、けっきょく最後は人間のフィルターを通しているわけです。
ですから、ブログで単純にアクセスを増やしたい(報酬をアップしたい)と考えているならば、批判が目立つような記事を書くべきではないでしょう。
復唱しましょう。
炎上は、百害あって、一利なし
ありがとうございました。
次回「僕がクソ記事を書く理由」をお届けします。