林真理子著の「下流の宴」を読んだよ

このまえテレビで林真理子さんを初めて見て、素敵な人だな、顔と雰囲気がめっちゃタイプだな、と思って、ウィキペディアで調べたんですよ。

すると、本業は小説家ということで、いつか著書を買って読んでみたいと思っていたんですね。

それが、昨日、自分の本棚に、まだ未読の林真理子さんの本があって、びっくりしました。どうゆうキッカケで買ったのか…本当に謎です。

というわけで、読むまえから、かなり期待していたのですが、案の定、一気に読み終わってしまったので、感想書いていきますね。(ネタバレ無しです)


あらすじ

東京の中流家庭の主婦として誇りをもつ由美子。高校中退の息子がフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して──切実な女の闘いと格差社会を描いた傑作ベストセラー小説。

感想

ホントはネタバレで書きたいのですが、フリーターから医大を受験した、その結果が重要なので、ざっくりの感想です。

とても面白かったです。

登場人物は、男女とも、かなり多く、それなのに、巧みに書き分けられていて、技術がすごいです。

しかも、女性は、翔の姉・母・祖母、母の妹、珠緒、珠緒の母、中国人妻と、7人を、ひとつの流れで書いているんですね。

それぞれに、苦労と結果があって、女の子って大変だなと、しみじみ思いました。

でも、その中で、じゃあ、誰の人生が正しくて、誰の人生が間違ってるの? と聞いても、誰にも答えられないと思うんです。つまり、この本は、結婚と家庭にテーマを置きながらも、成功や失敗という、著者の主観が一切入っていないのです。 僕がこの本に感じた面白さは、そこにありました。

結論ありきで書かれたストーリーも、けっこう好き(ある種のカタルシスがある)だったのですが、「下流の宴」を読んで、ちょっと意識が変わりましたね。

ブレないフリーターの息子(翔)と、変わっていく珠ちゃんの対比が、鮮明で「僕にとっての幸せってなんだろう」と再考させられる、良い物語りでした。

ホントにオススメの本です。

こちらのAmazonから購入してもらうと、僕に幾らかの紹介料が入るので、ぜひ買って読んでみてくださいね。



林真理子さんの「下流の宴」を読んだよ…という話題でした