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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

僕のやりがいは誰にも搾取させやしない

仕事

こんちは。ライターのチルドです。

みんなは仕事に「やりがい」って感じてるかな。僕はぜんぜん感じてないよ。まるで遠い異国の地の出来事のようだよ。いつからこうなったんだろう…。


http://www.flickr.com/photos/73491156@N00/414447696
photo by Éole

やりがい搾取

ちょっと前に「やりがい搾取」っていうのがあったよね。悪い経営者が、労働者に「やりがい」を与えて騙す手口。本当なら25万円払わなきゃいけないのに、夢!、希望!、人助け!、みたいな「やりがい」を与えて、15万しか払わない。差額の10万円を儲けるというカラクリ。

僕のやりがいは搾取されない

仕事にやりがいを持つと狙われる。悪い経営者から搾取される。お金を持っていると詐欺にあうように、やりがいを持っていると搾取されてしまうんだ。

だから僕は、こう考えた。

「やりがい」など捨ててしまえとね。

前に進むために

あの頃、スティーブ・ジョブズはこう言った。

「何かを捨てないと、前には進めない」と─。

ユーチューブの向こうから、僕の目を見てはっきりと、そう言ったんだ。だから捨てた。搾取から守るために、僕はやりがいを捨てたんだよ。後悔はなかった。搾取にあらがうため、今よりもっと前に進むために。

気力が萎える

やりがいを失った僕は、徐々に無気力になっていった。「なにか良いことないかな」という感じでボンヤリするようになった。作業効率が著しく低下したり、忘れっぽくなったのは、たぶん気のせい。

仕事を教える気にならない

仕事のやりがいを感じなくなると、周りはどうでもよくなった。今日一日、自分の仕事だけをこなすミニマリズムにチェンジした。新入社員を育てる気持ちなんて微塵もなくなった。

考えない

やりがいは捨てたつもりでも、ときどき戻ってきてしまう。そして、会社を良くしよう、業務を効率化しよう、なんて考えてしまう。やりがいのフラッシュバック現象。

考えるな。忘れろ。思考を停止するんだ─。

僕は自分に嘘をつくようになった。

問題を先送り

やりがいを断捨離すると、今まで問題だったことが問題では無くなった。少しでもやっかいな出来事は、見なかった、知らなかったことにして放置した。そしてゲームの中のHPのように、ゼロになって棺桶が表示されてから驚いたふりをした。

まとめ

僕のやりがい物語り、読んでくれたんだね。ありがとう。見たかい、僕のポンコツっぷり。

率直に言って、やりがいは捨てずにとっておくべきだよ。たとえ搾取されてると感じても、持っておかなきゃいけない。

そうは言っても、実態が見えないと、扱いが難しいよね。そんなときは、自分の好きなことを思い出してみて。

仕事に追われて好きなことができない。好きだったことが嫌いになってしまった。そんなときこそ、何かを捨てて前に進むべきときかもしれない。


あなたの「やりがい」元気ですか?


僕のやりがいは、誰にも搾取させやしない。そしてポンコツになる…という話でした。



んじゃ、またね。