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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

【資格】食品衛生責任者になってみたよ

こんにちは。食品衛生責任者のチルドです。

なんだか立派な肩書だけど、取得するのはカンタン。1日(6時間)の受講で手に入れられるよ。


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講習の内訳はざっとこんな感じ。

公衆衛生学:1時間
最初に講師の方の紹介があった。基本的にはお役所のOBの方がされているみたい。

衛生法規:2時間
講師の方が、スライドで実話をふまえて解説してくれる。1時間おきに5分くらいの休憩があった。

食品衛生学:3時間
食中毒になりやすいシチュエーションを実話を元に解説。ちょっと疲れてくる。ラストの1時間は再現ビデオだった。

計6時間の講習を受けて、晴れて「食品衛生責任者」の資格を取得できるよ。

けっこう長いね。1日かかると思って受けに行った方がよさそうだった。

食品衛生責任者(しょくひんえいせいせきにんしゃ)とは、食品衛生責任者養成講習を受講した者などで、食品衛生責任者として選任されている者である。食品衛生法に定められた許可営業者は、食品衛生管理者を置く必要のない施設であっても、飲食店や特定の食品の製造業など、営業の許可を受けるべき施設ごとに置くよう、各都道府県が条例により定められているもので、営業許可施設ごとに食品衛生責任者を選任し保健所に届け出ることになっている。
食品衛生責任者 - Wikipedia


むかしの食中毒と言えばサルモネラが主流だったけど、現代のトレンドは、カンピロバクターとノロウイルス。近年は、この2つが食中毒界のヤフーとグーグルと呼ばれているんだ。

カンピロバクター

近年、大ブレイクしたのが、カンピロバクター。動物の中に生息しているよ。もちろんペットの犬や猫も例外じゃない。とくに鶏の内臓にいっぱいいる。

さいきん鶏肉のお刺し身とか見かけない?あれはヤバいよ…。それが新鮮であればあるほど、カンピロも元気なんだ。気をつけよう。

ノロウイルス

冬場に強いのがノロウイルス。ノロは二枚貝に含まれているんだけど、それは人間のふん便が原因なんだ。つまり、二枚貝→人間→ふん便→二枚貝に戻る……というように、彼らは自然界を半永久的にまわり続けている。

世界に誇る日本の科学ですら、この負の循環を断ち切れないでいる。しかも、ふん便に含まれるってことは、それに触れた人間にも感染してしまうんだよ…。なぜ手洗いをしなければならないのか、これで分かった。

サルモネラ

生卵を溶いた液体っていうのかな。玉子焼きを作るときの、たまごの割り置き。あれを長時間、常温で放置してるとアウト。サルモネラが大繁殖してしまうんだ。しかも、よく火が通っていない状態で食べると、大変なことになる…。

学び

今回、講習を受けて思ったのは、企業の衛生管理がしっかりした反面、消費者側の危機意識は低くなっているのかなと。

昨今のコンビニ時代は、なにかを食べてお腹をこわすという経験が、とても少なくなった。僕たち昭和の世代は、ちょっとした拾い食いでお腹をこわしたりしてたよね。でも、平成に生まれた子たちは、食中毒の経験がなかったりして、そのあたりの意識が弱いのかもしれない。


ちなみに、24年度の食中毒発生件数は1100件。患者数は26,699人。そのうち11人が亡くなってしまっているよ。腸の中の毒が、他の臓器にまわってしまって重症化するんだって…。

食中毒はいのちに関わる危険もあるってこと。

肝に銘じてね。


もっと詳しく知りたいひとはコチラを参考に。花王が提供する食中毒データ。とても良く出来ている。

食中毒の種類|食中毒予防|花王プロフェッショナル・サービス株式会社