もしかしたら受かるかもって思ったんだよ。
それで毎月、ウン万円稼げるライターになって、みんなを見返したかった。そんな夢はもろくも破れさった。けっきょくライターとしてのスキルなんて、僕には無かったんだよ。
でも、一方で、「どんな風に書けば正解だったの?」という疑問も残ってしまった。メールで問い合わせようかとも思ったけど、止めておいた。それじゃなんか、落とされたことを恨んで、僕が難癖つけてるみたいじゃないか。
だから、ヒックっヒック泣きながら、退会ボタンを押したよ。もう、このページを二度と開かないと誓って、忘れることにしたんだ。
だいたい、なにがプラチナだよ。ネットのゴミ箱を漁ってキーワードサラダを作ったり、芸能人の提灯記事を量産するだけじゃないか。大層ご立派なプラチナだよ。聖闘士星矢みたいにキラキラ輝いているよ。
そんなモノをいくら書けても、ネットにゴミを撒き散らかすだけじゃないか。それがお金になれば、ゴミかどうかなんて関係なくビジネス顔で売り歩く。それがプラチナライターの正体だよ。
連中がほしいプラチナに求められるのは、脳にプラグを挿し込んで、社畜のように記事を書く、ロボットみたいなマシーンなんだ。アフィアフィ言いながら涎をたらす屁こき豚なんだ。
そんなものに僕はならない。
ちくしょうー。