ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

もう会社なんてやめてやるー

「退職の踊り子」ってご存知ですか?

僕のことです。こんにちは。

じつは僕、仕事が長続きしないんですよね。察しのいい方は、もう気付いているかもしれませんが、僕はすごく飽きっぽい性格なのです。すぐ辞める星のもとに生まれてきたんですね。

つまり、僕は三流かもしれませんが、辞めることにかけては超一流なんですよ。そこで今日は、仕事を辞めると具体的にどうなるか、そこのところを解説しようと思います。


なまける

仕事を辞めると、翌日から毎日がスペシャルになります。最初のうちは、朝起きた瞬間などに「今日は会社いかなくていいんだ♪」という感じで、ハッピーになるんですが、一週間もすると慣れますね。お布団でゴロゴロしながらゲームの続きをして気がついたら寝ている…というように、なまけ癖がついてしまいます。

太る

食事の量は変わらない(むしろ減っている)のに、なぜか太ってしまいます。ストレスフリーになるせいでしょうか。久しぶりに合った知人に「ちょっと太ったね」とか、言われたりして地味に落ち込みます。

心を病む

ストレスフリーな生活に慣れてくると、ちょっとした予定の狂いに怒りを感じるようになります。耐性が落ちるんでしょうか。とくに金銭面で不利が生じると過剰に反応してしまいます。収入がないから心に余裕がなくなっているのかもしれませんね。

さみしい

煩わしくて捨てたはずの世間なのに、期間が長くなると、ひとりぼっち感が日に日に増してきます。インターネットで同じ境遇の仲間を探して馴れ合ってみるのですが、あまりうまく行きません。けっきょく、お互いに心のどこかで相手を見下しているんでしょうね。

世間の目

訳もなくブラブラしていると、どうしても夜型の生活になってきます。なぜか昼間のコンビニへ行きづらくなったりしてインドア派になりがちです。深層心理では社会に関われていない自分を責めているのかもしれませんね。

家族に疎まれる

なるのは簡単ですが、隠すのが難しい。それが無職です。だんだんと親戚や家族の知人にもバレてしまいます。自分は平気でも、家族に肩身の狭い思いをさせているとナゾのプレッシャーが高まってきます。やっぱ自分だけの問題じゃないんだなと痛感しますね。

金銭面

住民税と所得税って、1年分の後払いなんですよ。つまり無職になっても前年分の税金を12ヶ月払わなければならないんです。さらに年金と健康保険の支払がプラスされます。

僕は区役所の職員の方からこの説明を聞いたとき思わず「What? 」と呟いてしまいました。そのとき彼が返した「いいえ、needです 」の冷たい一言は今も忘れられません。

ざっくりですが、仕事を辞めると無収入なのに毎月4〜5万円の請求が来るんですよ。年金などの束になった振込用紙を見るたびに、陰鬱な気持ちになります。

まとめ

離職したあとの例を挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。ちなみに辞めないほうがいいという啓発ではありません。むしろ後先なんて考えずに辞めるヤツ、僕は好きですよ。

体力的、精神的に追い込まれているというような状況では、辞める選択は有効です。しかし、その他の理由(人間関係、転職したいなど)であれば考慮しておきたいところですね。

また、マイペースで自己管理がしっかりできる、必要になれば20〜30万くらい稼ぐスキルがあるようなひとは、離職して仕切り直すのもありかなと思います。

僕はアラサー世代になってから、家でゴロゴロしていると体調不良になる謎の病に冒されてしまいました。近ごろは、仕方なく老体にムチ打って働いている感じですね。


参考になったでしょうか。



退職は計画的に…という話題でした。