プールに通いはじめて、かれこれ4年になります。ほとんど毎日泳いでいると「よく続くね」と言われますが、僕からすると、逆になぜすぐ辞めてしまうのか不思議でなりません。
あなた達には「霊長類としてに誇りはないのか?」そう、問いたいのです。
霊長類はナメられてはいけない
あれはまだ25mを泳ぐのが精一杯のときでした。25mを泳ぎ切って息を切らしていると、突如として大きな危機感を抱きました。
それは「こんなレベルじゃイルカにナメられる」ということです。もちろん水中でイルカに勝てる訳がありません。しかし完全にナメられてもいけない。
それから僕は、将来的にイルカと遭遇する場面を想定して、ドルフィンキックとバブルリングの訓練を行っています。器用に泳ぐ私を見て、彼らも思い知ることでしょう。「霊長類はやっぱりすごい」と。
とにかく勝つ!(子供に)
水泳をはじめて驚くのが子供の速さです。水泳は陸上競技と違って、子供に大人はまず勝てません。「子供の時から泳いでいる大人」は勝てますが「大人になってから水泳をはじめた大人」は子供に勝てないのです。
「勝てない」を具体的に説明すると、例えばクロール50mのタイムは、早い子供なら余裕で30秒を切ってきます。
しかし、大人になってから水泳をはじめた大人は、30秒ジャストくらいが限界です。20代からはじめた大人なら30秒を切れるかもしれませんが、それでも28秒後半が限度です。
ところが子供は、男子なら小学校6年生で28秒、中学生になると余裕で26秒台です。
つまり「大人になってから水泳をはじめた大人」は、中学生にすら、どう足掻いても勝てないのです。
その事実を知り、僕は絶望しました。ところが、女子のタイムを見ると、若干遅いのです。いや、遅くはないけど、女子の小学生のタイムには勝てる可能性があったのです!
子供に勝つため、そしてイルカにリスペクトされるために、僕は日々、泳いでおります。
ダイエットにもなりますし、健康管理にも吉ですよ。