ぼくのお母さんは家にいません。夏休みのさいしょに朝おきたらお父さんがいっぱい電話をかけておねいちゃんが泣いていました。
みんなママがジョウハツしたといいました。ジョウハツをクリーニング屋さんに聞いたらいなくなることとおしえてくれました。
ぼくは学校にいかなくてよくなりました。おなかに小さいブツブツができたからです。ぼくは朝おきたらおなかに白いクリームをぬってコタツでねます。
ひとりで家にいるとお父さんのともだちがゲームをくれました。ゼビウスていうカセットです。ゲームはあたまがわるくなるからダメでした。まえはファミコンがときどきなくなっていました。
ママがいないからぼくはゲームをしてよくなりました。おなかのブツブツがなおるまでしてよくなりました。ぼくはおねいちゃんが帰ってくるまでゼビウスをしました。
ぼくがそうさするひこうきはBをおすと下の丸いのをこわせます。Aをおすとまえにたまがでます。ゼビウスはいくら前にすすんでもおわりません。すすんでもすすんでもおわらないからぼくはコタツでねてしまいます。すすんでるのにおわらないからふしぎです。
おねいちゃんはあそびにいってくらくなってかえってきます。いまの家にいたくないといいます。ぼくがきくとまどのガラスがわれてるからいたくないて言います。ぼくがいるコタツのへやはまどがありません。
お父さんがガラスにテープをはりました。おねいちゃんがすごく泣きました。家のなかを走ってワーワー言いました。お父さんがおこるとおねいちゃんはたたみにゲロゲロはきました。
家にさくらがきました。さくらはおねいちゃんが名前をつけたこ犬です。犬小屋をお父さんがたてました。ぼくはさくらにエサをあげる役目になりました。さくらは茶いろで毛がみじかくてフサフサしています。せなかをさわるとあったかいです。あたまをさわると目がパチとじます。
先生が家にきました。お父さんはママにあいたいかぼくにききました。おねいちゃんはどこにもいきたくない言いました。ぼくもおなじにしました。先生はきょうだいをいきわかれにしてはダメ言いました。お父さんはおこりませんでした。
ぼくのクラスにはお母さんがいないお家が6人います。かたおやの子です。みんなお母さんがかえってきてみんなで母の日ができればいいのになあと思いました。
今週のお題「お母さん2014」