そろそろ事件を起こさなきゃという気持ちで書き始めている。
さっそく本題に入るけど、今日は保険について。
クルマの保険って、事故した場合、乗ってる人とクルマは助かるけど、運転手は助けてくれないんだよ。いや、壊しちゃった物のお金は、ちゃんと補償してくれるよ。だけど、事故で失うものはそれだけじゃない。
僕はいろんな仕事をしたけど、もうあれはしたくないと思うのが、クルマの運転がメインの仕事なんだよ。
理由はリスクが大き過ぎるから。
ドライバーはハイリスク
世の中の仕事、例えば、デスクワークや接客販売では、どんなに大きなミスをやらかしても、それで人生詰むなんてことはない。ところが、クルマの運転には、それがあるんだよ。たとえその瞬間まで、どんなに上手く行っていても、人を撥ねたら即終了。
それはミスというより、運や確率の問題になる。
つまり、クルマの運転は、乗れば乗るほど、仕事すればするほど、人を撥ねて詰む可能性がアップするんだよ。
免許取り消し保険
そこで僕が提案したいのが、『免許取り消し保険』なんだよ。加入者は、クルマの運転を主とするドライバーさん。加入条件は、月間の走行距離や時間によって決める。
補償内容は、運転免許証の取り消しや欠格期間が生じたとき、解雇や休業などで被る金額を補償する。
会社にすると、免許取り消しになったドライバーって、雇ってる負担が多過ぎるんだよ。代替の運転手と、乗れなくなったドライバーの仕事、2人分の支払いなんて現実的に無理。
いくら法律で守ろうとしても、ドライバーさんの心情的な部分もあって、免取りになったら会社に留まり続けられるもんじゃない。免許を取り直すにしても、かなりの時間とお金がかかる。
だから保険なんだよ。
わざと免許取り消しになる人はいないから、成立する要件は満たしてる。運転に従事しているドライバーが、全国にどれくらいいるか、データを当たらないとわかんないけど、かなりの売上げも見込める。
はじめは、大手の運送業者に聞いてみて、そこで上手く行ったら、一般からも任意の加入者を募ればいい。金額にもよるけど、実現したら僕も加入したいと思う。
人撥ねてしまうって、クルマの運転してたら、必ずある地雷なんだよ。子供が自転車で飛び込んで来たら、絶対避けれないからね。
けっきょくみんな、飛行機だって落ちることがある、というような感覚で、引き受けるリスクとして捉えてる。
だからと言って、ドライバーの給料が飛び抜けて良いなんてこともない。万が一のリスクだけ背負わされてるんだよ。
「保険」も「免許取り消しのリスク」も、大昔から存在していた。でも、運転免許さえあれば、誰でもできる仕事ってことで、見捨てられてきたんだと思う。
今からでも遅くないから、『免許取り消し保険』を誰か作ってくれないだろうか。切実なお願いです。