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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

僕の青春ベスト10、第1位は、王領寺静著「黄金拍車 異次元騎士カズマ」だった

読んだ本

こんちは。チルドです。

青春の一冊という企画で、記憶をたどってみたところ、意外な小説を思い出しました。

それが、王領寺静(藤本ひとみ)著の「黄金拍車」です。

黄金拍車〈1〉異次元騎士カズマ (角川文庫―スニーカー文庫)

黄金拍車〈1〉異次元騎士カズマ (角川文庫―スニーカー文庫)

実のところ、この小説、あらすじをあまり覚えていませんでした。こちらへ書くために、あらためて調べてみて、うっすら思い出す程度でした。

それが、なぜ印象に残った小説だったかというと、ヒロインがあまりにも悲劇的だったからなのです。


あまりにもリアルな描写

「黄金拍車」には、可愛いヒロインが出てきて、主人公のカズマに恋したりするんですが、その展開があんまりなんです。

あるヒロインが、敵の海賊に捕まってしまい、それを主人公のカズマが救出へいきます。迫りくる海賊をバッタバッタと切り倒して、見事にヒロインの救出には成功します。

ここまではいいんですよ。わぁーいと無邪気に喜んでいました。ところが、その後にとんでもない展開が待っているんです。


あわわ、ヒロインが大変なことに

ヒロインの救出には成功するんです。問題はその後です。悪者に捕まってしまったので、とうぜん船の中のせまい船室に閉じ込められていました。

しかもベットに、鎖で両手を繋がれていたんですよ。そして、来る日も来る日も、船に乗った何百人もの荒くれ者たちに乱暴されていたのです…。

超絶にかわいいヒロインが、悪者に捕まってしまったのですから、そうなることは、容易に想像がつくのですが、その現実を目の当たりにすると、中学生だった僕は震えが止まりませんでした。主人公のカズマより、大きな衝撃を受けたんじゃないかと思います。

僕はどこかでハッピーエンドを期待していたんです。ヒロインが、無傷で救出されるファンタジーを夢見ていたんです。

しかし、黄金拍車は、いや、王領寺静は甘くありませんでした。

乱暴されたヒロインは、体中に無数の傷がつき、おびたたしい体液で汚れてしまい、もう意識も途切れがちになっています。

そして、カズマに抱きかかえられたヒロインは言います。

「そのドアを、つぎに開けて入ってくるのは、カズマじゃないかって、それだけが希望だったの…」

セリフは定かではありませんが、ニュアンスはそんな感じです。僕はそれを読んで、泣き叫びながらベッドを転げ回ったものです。


中学生には刺激が強すぎた

僕の人生のなかで、もっとも多感な中学生時代に出会った小説なのですが、その衝撃は並大抵じゃなかったです。トラウマと言っていいかも知れません。

1990年代のファンタジー小説は、全般的にかなり過激な描写が多かったです。

あの当時は、成人向け雑誌などは、気軽に売られていませんでしたし、もちろんインターネットもありませんでしたから、小説はちょっと過激な傾向にあったようです。


三銃士がモチーフ

書いているうちに少し思い出したのですが、もしかしたら、三銃士をモチーフにした小説だったかもです。

主人公のダルタニャンに当たる人物が、現代からタイムリープした高校生という、異世界ファンタジーだったような…。

三銃士と言えば、さいきん「マスケティアーズ」という海外ドラマが話題でしたね。久しぶりにハマったドラマでした。

こちらは、イケメンと美女ばかりという、ある意味ファンタジーなのですが、スリリングなアクションと、衣装が凝っていて、カッコよかったです。

第1話

第1話


ちょっと、何書いてるか分からなくなりました。

僕の青春の一冊は、王領寺静(藤本ひとみ)著の「黄金拍車」という話題でした。