人はなぜ働くのでしょう。
生活のため、子供のため、家族のため、老後資金を貯めるため…みんなそれぞれの目的を持って働いています。
しかし、日本では、遊ぶお金欲しさに仕事をしてる人ってあまりいませんよね。
その証拠に、東南アジアのリゾート地へ行くと、長期のバカンスに来ているのは、ほとんどがヨーロッパ圏の西洋人ばかりです。
これはやはり、国民性というか、文化の違いなのでしょう。日本人は働くのが習慣になってしまっていますから、会社員で1ヶ月も休んでいると席が無くなってしまいます。
たとえ会社が長期休暇を認めていても、周りが許してくれません。「君が遊んでいる穴埋めを誰がするんだ!」 という感じです。
働かないと死ぬ病
翻って、自分はどうなんだという話です。僕はいったい何のために働いているんだと。若いころは、遊ぶため、人生を豊かにするために働いていました。
ところが、日本の悪しき労働習慣に、僕の心は徐々に蝕まれていきました。仕事を休んだら、みんなに迷惑をかける、遊びのために休んだら社会から抹殺される…。僕はいつしか、そんな強迫観念にとらわれるようになりました。
オンとオフの切り替えが壊れる
仕事とは、基本的にストレスがかかるものです。しかし、そのストレスが常態化してしまうと、今度は、適度にストレスを維持しないと保ちません。
つまり、たまに休日(予定なし)になると、ストレスがゼロになり、ストレス欠乏症になってしまいます。
すると、体中のスイッチまで切れて、廃人同然となります。もう、ベッドから起き上がるのも困難となり、病人のようにこんこんと眠ってしまうんですよ。
そして、今まさに、戦いは始まろうとしています。来たるべき、年末年始に、超ド級のストレスゼロ耐久合宿が待ち受けています。
果たして僕は耐えられるでしょうか。そして再びベッドから起き上がれるのでしょうか。
ご期待ください。