読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

平成生まれはパソコンをよく壊す

暮らし 仕事

会社のパソコンが壊れた。


別にパソコンが壊れるなんてそれほど珍しいことでもなく、ましてや「使っていた人の操作の仕方が悪かった」なんてナンセンスだ。

しかし、このパソコンの使用者は自分の責任だと思っている。変なダウンロードもしてないし、設定も弄っていないのに、なんでだろう?、どこで間違えて壊しちゃったんだろう?と。

昔は─「昔」をどこに定義するかは置いておくとして─、パソコンは普通に壊れていた。故障の原因は、大別すれば2種類しかない。プログラム由来とハード由来、そのどちらかだ。

故障の原因が、プログラム由来であれば、パソコンのデータを全部消して再インストールすればいい。残念ながら会社のパソコンはそれでも起動しなかった。

つまり、再インストールしても起動しない場合はハードが壊れているということだ。俗に「ハードディスクが逝った」と呼ばれる状態であり、それは、ダウンロードも、設定も、操作方法も関係なく、寿命だったと諦めるしかない。

昔からパソコンに触れている人なら、常識として通じる話しだと思うのだけれど、どうやら最近、この前提が崩れてきている。


http://www.flickr.com/photos/79847371@N00/10667792536
photo by Martin uit Utrecht


ネット万能世代

我ながら、微塵のセンスも感じられないネーミングで申し訳ないのだけど、近年どうもインターネットが万能だと勘違いしてるユーザーが増えたように思う。このネット万能世代は、深刻なエラーも、フリーズも、当然セーフティモードも知らない─。

パソコンは、使えば使うほど起動が遅くなり、検索すれば必ず正解を見つける事ができる、と思っている。スマホの中の写真が、自動的にウェブクラウドに送られていることなんて想像もつかない。

跳梁跋扈する真面目系モンスター

このモンスターについて、最初は、グーグルの陳腐なモラリズムが召喚してしまった魔物だと思っていた。だが、どうもそうではないらしい。要因のひとつではあるけれど原因ではない、という意味だ。

そこで思い当たったのが iPhone6 である。直感で操作できる、いや、出来てしまうがゆえに、考えずに行動、発言する魔物を、インターネットに召喚してしまったのではないだろうか。

その魔物とは、ツイッターで犯罪自慢してしまうような、一般にDQNと定義されるタイプではない。あれは魔物というより、陽気なゴブリンで、基本的にピュアなハートを持っている。ときどきハメを外してとんでもない失敗をしてしまうだけだ。

本当に危惧すべきは、自分は正しいと思い込んでいる真面目系ではないだろうか。

このタイプは、おそらく一般社会には馴染めていない。何事にも、屁理屈を展開して周囲に煙たがられ孤立している。ルールを利己的に都合よく解釈して、異常な攻撃性を発揮する─。読解力に乏しく、グーグルのモラリズムと、あらゆるウェブサービスで強化された規制を、自らの正当性だと勘違いしている─。


***


モンスター、魔物、なんて、大袈裟な言い回しをしてしまったけど、別に犯罪者ではないから、スルーすればいいだけの話しだけどね…。

そもそも、そんなモンスターなんているのかな。

僕の妄想が生み出してしまったのだろうか…?

いろいろ疲れてるのかも知れない。