僕らの住む世界のルールは、争いにおいて、感情的にならず理性的に解決しましょう、というお約束を前提に設計されている。
ところが、世の中のルールには感情が組みこまれている。
たとえば「格差」や「富の再分配」という考えは、もっともらしく聞こえるものの、結局のところ、富の差が広がりすぎると、貧乏な人が怒る(暴動がおこる)という、ある意味、貧者の感情に寄りそったルールになっている。
また、本来、理性で決まるはずの裁判が、世論のお気持ちや、時代の空気をくみ取り、理性と感情をごちゃ混ぜにした判決を下している。
つまり、ものごとを理性だけで考えると、大きな矛盾が生じて、つじつまが合わなくなる。
じゃあ、僕はどうすればいい?
感情を爆発させ、銀の弾丸となり群衆に身を投じるべきなのか、あるいは、田端慎太郎にリアルゲイトを買うべきなのか否かを問うて、コテンパンに叩かれるべきなのか。
インフレという名のビックウェーブが、大きな顎(あぎと)を開けて、僕の貯金を呑みこもうとしている。
そこで、貧者の王は、ポートフォリオの岬に4人の勇者を呼び寄せた。
北海道電力、神戸製鋼所、電源開発、三菱商事
勇者はそれぞれの手に、インカムの剣と、配当の盾を携えて、暴落の魔王が棲むと伝えられる、インフレの洞窟へ飛びこんでいく。
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