まったくの私事なのだけど、うちの会社が、三年前に中途採用した女性事務員、A子(51歳)が、かなりの重病なので、そろそろ書いておくよ。
最初から、微妙だな、と思っていたけど、微妙どころか、大幅に狂っていたので、ここにメモしておきたい。
彼女を採用した人間は、もう社内になく、なにを基準に採用したのか、知る術はないけれど、完全な失策だったのは断言できる。その証拠は、各方面から耳に入ってきて、とくに電話対応がひどい。
以下は、その電話のやりとりの一例で、僕がお客さんから注文を聞いて、それを伝達する場面になる。
僕「新規の発送です」
A子「あっ、あっ。ちょっとまって〜」(8歳児のような様子。小声でメモメモとつぶやきながら10秒経過)
A子「はい、どうぞ〜」(謎のハイテンション)
僕「住所言いますね」
A子「郵便番号は?」(食い気味 + キレ気味)
僕「…750-00xxですね」
A子「はいは〜い」
僕「…住所、言いますね、山口県下関市(以下略)。名前は山田太郎さん。注文は、○○(商品名)を10本。以上です」
A子「は〜い。送っときま〜す」
〜 5分後 〜
僕「はい。○○(会社名)です」
A子「もしもし。さっきのなん本でしたっけ?」
僕「10本だけど…」
A子「あっ!そっかそっか!送っておきま〜す」
僕「お願いしますよ」
A子「は〜い。ありがとうございました〜☆」
ちょっと整理しよう。
メモをとると言ってしばらく待ったのだけど、アレは何だったのだろう…。そもそも、10本という切りの良い数を、失念することがあるのだろうか?
また、郵便番号でキレるのも意味がわからない。ひと通り聞き終えてから、郵便番号わかります?と聞けばいいし、お客さんが、郵便番号を言うとは限らないので、こちらがパソコンで検索すればいいだけ。
そして、メモを取り損ねた、本数を失念した、という2つの失策を犯しているのに、悪びれる素振りもない。加えて、従業員同士なのに「ありがとうございました」もおかしい。
お客さんから直接かかってきた電話にも、おなじ対応をしていると思うとゾッとしてしまう。
他にも、不可解な点を挙げれば切りがない。とにかく一時が万事この調子で、もうあきらめている。
そして僕は「この人は、こうゆう病気なんだろうな…」と結論づけている。自分を納得させるためではなく、そう考えないと説明がつかないから。
他方で、なんでも病気と決めつけるのは失礼、という意見もある。もしも、僕自身が、あの人病気だよねー、と陰で言われていたら、ちょっとイヤな気持ちになる。
しかし、イヤな気分にはなるけど、それを否定するつもりもない。病気にしろ評価にしろ、けっきょくは他人がそう決めることであって、自分で診断はできないから。
僕は、自分が絶対にふつう(正常)である自信はないけれど、A子が異常なのは確信を持っている。
そのうえで、彼女が病気だと断ずるのは間違っているのだろうか。無論、それを理由に、彼女を処したりするつもりはない。
ただ、病気だなー、と思うだけ。
そして、早く消えないかと願っている。