こんちは。チルドです。
みなさん、毎朝、駅ですれ違う人たちの、25人に1人は、年収1,000万円以上あるって知ってましたか?
年収1,000万円と聞くとすごいよなあ、と思いますけど、これ、けっこう簡単なんです。努力次第なんですよ。
僕の知り合いにも、2〜3人いますから、僕もちょっと努力すれば、達成できる金額なんです。
年収1,000万円は税金が高い
しかし、年収1,000万円って、半分の500万円を税金で持っていかれちゃうんですよね。すると、一ヶ月に使えるお金って40万ちょいです。
家を借りるにしても、さすがに8万円の3LDKというワケにはいきませんよね。1,000万円プレーヤーの矜持として月々13万は払いたいところです。
食事も、ファミレスや回る寿司などに行けませんから、必然的に増えてしまいます。 週末はオシャレなリストランテで2万円くらい使うでしょう。週4で8万円ですか。プラス食費が10万円ほどです。
住まいと食費で、合計30万円が消えました。
おっと、まさか毎日、同じ服を着るわけにはいきません。残りは10万円ですが、どうしましょう。さすがにユニクロはなー。となると、シャツ1枚1万円かー。スーツもいるしなあ。
さらに、結婚式に招待されたりもありますよね。1,000万円プレーヤーが庶民と同じ5万円?
許されません。最低でも10万です。
あれれ。今月、赤字だ。
年収1,000万円の現実
大雑把ですが、1千万円プレーヤーの日常を妄想してみました。パッと見は、優雅に生活できそうなんですが、手取り40万〜50万円なんて、日々の生活で消えてしまうレベルなんです。
これが1,000万円プレーヤーの現実です。
そして、こんなのが続くと、やがて彼らは、日本の税金の仕組みや、社会を、少額しか税金を納められないくせに文句ばかり言う低所得者を憎み始めるのです。
リッチになるのは、年収2,000万円から
年収1千万は、中途半端に税金に痛めつけられますが、2千万、3千万となると話は違います。手取りが100万円あれば、生活費を差し引いても余裕です。半分余りますからね。
旅行にも気兼ねなく行けますし、リスクの高い投資にも手を出せます。お嫁さんが堅実なら、生活費50万をあげておけば、丸く収まるでしょう。
努力で築いた年収1,000万円は人を不幸にする
人より優れていて1,000万円はいいんですよ。税金も、「ああ、そんなもんか」で終わりです。
ところが、それを努力で手に入れた人に限って「こんなに必死に頑張ってきたのに、なんでこんなに生活苦しいんだ!税金払わなければならないんだ!」とか言っちゃいます。政治や社会を恨んでしまうのですね。人並み外れてカネカネ生きてきたので、性格にも歪みが出ます。
そもそも、高所得って 流通の仕組みをうまく利用する知恵です。大勢の人が動くから、高所得が実現されるんです。個々の所得の大小なんて関係ないんです。ユニクロの社長だって、従業員がひとりもいなければ服を売れません。
仕組みの頂点にいること、給与を決める裁量権を持つことで、高所得は実現されています。機械じゃなく人間が決めてるんです。
もしも、AIが給料を決める時代になったらどうでしょう。もしかしたら、スーパーのレジ係や、コールセンターのクレーム担当が高所得になるかもしれません。
仕組みの中で、どのポジションにいるのかとは、つまりそういうことなんです。