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全国のみなさんこんにちは。ライターのチルドです。
きのうのことです。
近所のセブン-イレブンに行きました。お店に入ると、たちまち挽きたて珈琲のアロマに包まれました。これが噂の発売1年で4.5億杯を売り上げたキラーマシーンか。こんなのあったらジョージアの缶コーヒーはどうなっちゃうんだろう、とか思いつつ、店内を巡回しました。
そして大きな両開きのガラスケースから、ポカリスエットを1本手にとりました。僕はこれを買うためにコンビニに入ったのです。
そして、すぐにレジへ向かいました。キョロキョロするとまた何か欲しくなってしまいます。
ところが、あと一歩でレジという所で、さわやかな冷気が流れてきました。これが噂の人間冷蔵庫か…。僕はそのケースに並べられたアイスの群れに、不覚にも足を止めてしまいました。
アイスクリーム購入
そうだ、彼女にアイスを買ってあげよう。
僕は家で待つ彼女の顔を思い浮かべました。彼女は無類のアイスクリーム好きなのです。
きっと喜ぶに違いない。
そして僕が選んだのは、ガリガリ君でも、パルムでも、ましてやハゲ抹茶(ハーゲンダッツ抹茶きなこ黒蜜)でもなく、コレでした。
アイスとしては破格の432円(税込み)です。
ケースには、ホワイトチョコレートピーチとミルクチョコレートコーヒーの2つがありました。
一瞬、どちらにしようか迷ったのですが、両方買うことにしました。僕はふだん買い物をしないので、これくらいの贅沢はいいだろう、そう思ったのです。
罪の意識
そこでふと頭をよぎったのが、ミニマリストと節約生活者のみなさんのことです。「あの子たち、ゴディバのアイスなんて一生食べれないんだよな…」。
そう。インターネットには、質素倹約を至高の神と崇めたてまつるミニマリストという集団が存在するのです。あの子たちにとって、1個432円(税込み)のアイスクリームなど、偶像崇拝にしか見えないでしょう。
しかし僕は、そんな想いをふり切ってゴディバを購入しました。なぜなら、僕があの子たちを尊重するように、あの子たちも僕の浪費を尊重しなければならない、そう思ったからです。
帰宅
家に帰ると、さっそくゴディバをテーブルに並べ、アイス買ってきたから一緒に食べようよ、と声をかけました。すると彼女は、
「あら、美味しそう」
と、言ったきり、しばらくテレビの料理番組に釘付けでした。天然マキシマリストの彼女にとって、ゴディバ程度では、さしたサプライズはなかったようです。むしろ、僕の財布を心配している様子でした。
ゴディバ〈ミルクチョコレートコーヒー〉
それから2時間後、2人でミルクチョコレートコーヒーを試してみました。
うまい…!
まず驚くのがしっとりとしたベルベットのような口当たり。そして圧倒的なカカオがモファっと爆発します。
ミルク、カカオ、コーヒー、すべてが絶妙なバランスで渾然と溶け合い、なんとも言えないビターテイストです。
よく分かりませんが、どうしたら価格の違いをここまで感じさせられるのでしょう。奇跡としか言いようがありません。
あっという間に食べてしまいました。
ゴディバ〈ホワイトチョコレートピーチ〉
続いてホワイトチョコレートピーチへ手を伸ばします。
クフゥ〜ッ!
なんだろう、このラズベリーの圧倒的存在感。そこいらの果汁アイスがスカスカに感じてしまいそうです。
しかし、ちょっとお腹いっぱいになってきました。あまりにもまったりしているのです。コチラもけっきょく僕が8割を食べています。
見た目よりも容量が多いので、女性は2回にわけて食べてもいいかもしれません。
完食してしまいました。
ゴディバを食べて
もう、言うまでもありませんが、一度は食べてみる価値はあります。日常的に食べる必要は無いと思いますが、試してみる価値はあるでしょう。
アイスクリーム単体であれば、高級店のデザートと比較しても遜色ありません。それが最寄のコンビニで誰でも簡単に手に入るのです。
本当の豊かさとは何か。
僕は頭の中で、ずっとそんなことを自問自答していました。しかし物事はおしなべて、考えるより行動してしまった方が、意外と早く答えは見つかるのかも知れませんね。
ゴディバのアイスギフトパックは、お取り寄せもできるで、贈り物にも良さそうです。
さあ、あなたの人生をGODIVA色に。