こんちは。チルドです。
このたび「嫌いなはてなブロガー」に選出されてしまいました。
なにが言いたいかと言うと、散るろぐ、お前に、
誰かに向かって、「ブログ辞めるな」って説教垂れる資格はねーよってこと。
お前らみたいな中身のなにもないブログの跋扈が、
苦労してコストかけて頑張って書いてるブログを駆逐したんだよ。
〜中略〜
つまり、散るろぐ、お前みたいなやつが、ブログ文化を衰退させてるんだよ。
それぐらい自覚してから、ブログ書けよ。
ばーかばーか!
僕は、この手で、良ブログを駆逐し、ブログ文化を衰退させてしまった…。
そして、その血で染まった手に剣を持ち、退場したブログを「根性なし」と、切って捨てた。
たしかに、お前が言うな、案件である。
内容が無いようだ
悪かったよ。
僕にも、自分が「中味の無い記事を書いているなあ」という自覚はあるんだよ。
でも、ブログの中味って、とても曖昧で掴みどころのないものだと思う。
たとえば、古本屋へ行けば、ひと山いくらで売られているライフハックを、それっぽくコピーしたり、人気の本のタイトルを、そのままブログ記事のタイトルに持ってきて、薄い感想を書いたり…。
いつからか、ブログが資産だとか言われて、僕たちの文章が、お金で蹂躙されてく過程を、僕は目の当たりにしてきた。
それはまるで、平和だった村に、十字軍の旗を掲げた鉄面皮の兵士が現れて、僕の大切な家族や友人、大好きだった、花や、木や、森や、小川を、お金という業火で焼き尽くすような光景だった。
ブログとコスト
なにごとも、お金という概念が絡んでくると、効率化や数字、コストパフォーマンスといった、いかに効率よく集金するかという部分が本質化してしまう。
そんな世界では、お金にならないような、ありきたりな日常や、マイナーな趣味に情熱を傾けることは、容易に価値を失ってしまう。
そして、誰もが興味を示すような、芸能ゴシップや、大きなニュースばかりが注目を集めるようになる。それがいわゆる、大衆化と呼ばれるものだと思う。
つまり、良ブログを駆逐し、ブログ文化を衰退させてしまったのは、僕じゃない。その正体は、ブログをお金儲けに貶めてしまった、大衆なんだよ。
だから僕は、お金や承認欲求にまみれた、薄汚い魂に向かって中指を突き立てる。
ブログへ「想い」ではなく「お金」の臭いに釣られてやって来て、挫折した連中に、根性なしと煽り続けるんだ。
まとめ
僕のブログは、昨日今日というように、急に中味がなくなったんじゃない。初めから無かったんだよ。
それが素のままの僕なんだよ。
そりゃ、頭の切れる教授や、センスのある作家さんなら、ブログを書いたって、とうぜん中味も充実するよ。
だけど、そうじゃない、凡人が手軽に始められるのがブログだったんだよ。それを変えてしまったのは、僕なんかじゃなく、世間の方なんだ。