ローリングモンキー

赤が魅力的に見えるって記事を読んだから、ブログのカラーを赤にしてみたよ。

どうかな?

似合ってる?

…ここだけの話、カラーを赤に書き変える作業をしているとき、僕はすこし泣いてたんだよ。こんなことしてもアクセス増えない…そんなヒマあるなら、記事の1本でも書いたほうがマシだってね…。


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photo by Matteo Staltari


ブログのカラーを変える気持ちって、サイフがスッカラカンなのに、帰り道の電車賃をつぎ込んでしまうギャンブラーに似てる。何かが変わることを、もしかしたらっていう希望を、単純に没頭できる作業で埋め合わせてるんだ。

もう、僕にホッテントリの丘に登るHPはないよ。希望がないんだ。誰からも必要とされない現実を骨身に感じてる。アクセスは下がり続けて、こうやって書いているうちにも、砂がこぼれるように落ちていく。

砂の山

そもそも、砂上の楼閣だったんだ。ただ書くことが好きなだけで、体系的な学問も学んだことのない僕が、ブックマークやスターに踊らされてその気になってしまった。

そこに作られた空疎なハリボテが、人気ブロガーを目指したり、濡れ手にあわのマネタイズなんて考えたからすべり落ちた。

思えば、ブログを始めたころなんて、1日20ピーブイだった。3ヶ月でやっと2,000だったんだよ。だけどそれが本当の実力。

読者登録とブックマークが偽物の僕をどんどん膨らませていった。僕は自分の文章が無価値だとは思わない。けれど、さして価値あるものにも思えない。知っていたけど、アクセスが増えるにつれて目を逸らすようになったんだ。

現状のアクセス減は、ただそれが可視化されているだけってこと。つまりアクセスは落ちたんじゃなく、本来あるべきものが、あるべき場所へ戻っているという話。

転がる痛み

でも、僕の中で、アクセスの増減がこんなにもエクスパンドしているなんて、想像もしてなかった…。いわゆる自意識ってやつ。

ほんのわずかな成功体験で、肥大した自意識が叫んでいる。蔦が切れて斜面をすべり落ちるサルのように「キー」という叫びを上げている。皮膚はやぶれ、手足は擦りむけ、でこぼこの岩肌が体中に無数のアザを作っている。

僕は転がるサルだ。

赤いお臀を突き上げて叩く

ローリングモンキーだ。


自然は厳しい。