ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

弱者男性とは

最近、弱者男性について議論されていて、僕もいくつかの記事を読み、集まったコメントにも目を通させてもらった。

弱者男性なんて自己責任やん、ほっとけ、という論には、僕も賛成するよ。実際、その通りだし、どうにかしてくれなんて、甘いこと考えてない。

ところが、ほかの弱者が、権利うんぬんを掲げてぎゃーぎゃー騒いでいるのを見かけて「贅沢な悩みですな」なんて呟こうものなら、盛大に逆ギレされてしまう。

どうもそこには、弱者男性は自己責任で、ほかの弱者は社会が受け入れ尊重しなければならない、という強力な思想があるようなんだよね。

僕らは、同じ弱者同士、気持ちはよくわかるけど、あんまり世間に気を使わせすぎるのも、どうなんだろうね、くらいのテンションなのだけど。

だって、弱者男性は、金銭の支援や優遇もなく、当たり前に税金をおさめて、お嫁さんや子供がいる人たちを、いいなぁ、あんなふうだったらいいなぁ、なんて思いながら、でもそれが叶うことは永遠にない、という世界線で生きてるんだよ。

それが自己責任って、マジ辛み深くねぇ?前世でなんの罪やった?みたいなさ、そんな心境なのよ。


一応、僕なりの弱者男性の定義というかさ、世間一般では、弱者男性がどう捉えられてるのかわからないけど、これは弱者男性にある、決定的な特徴があるんだよ。

それは、資本主義に絶望的なほど適合できてないってこと。

マーケティングで、いくら良いものを作っても売れなければゴミだ、意味がない、って聞いたことあるでしょ。

つまり、資本主義における弱者男性は、いくら良いひと、そこそこ良いひと、ぜんぜんダメなひと、いろいろいるけど、全部ひっくるめてゴミなの。扱いが。

そして、経済力の優先順位が高いから、それが弱いと弱者なる。でも、お金を多く稼ぐには、夢に描かれるのを待っていてもダメで、野心を持ってゴリゴリ掴み取りにいかなきゃいけない。弱者男性って、アタマが悪いというより、その競争が苦手なのよ。

一方、女の子はそこで弱くてもいい。逆に強くなったりする。で、ほかの弱者たちは、金持ってる方が守って当然だろう、お前らは人として当たり前のことがなぜできない?って感じやん。押し強ぇよ。強すぎんよ。


女の子がさー、お金稼げなくてもいいよー
、おまえ良いやつだからさー、って思ってくれればいいけど。

そんな訳ないやん。アホか!

そんなん言ったらボコボコやん。服とかビリビリにやぶれて、血ヘドはくまで袋叩きやん。語尾がリンキングしながら罵倒するやん。



これが弱者男性の現実です。

ちなみに僕は、おばあちゃんに愛情いっぱいもらってるから、未婚子ナシでもどうにか生きてます。

うん。そう。キミはそのままでいい。苦手なこと無理したり、体壊したりしなくても、そのままでいいよ、って、誰かに言ってほしいだけなんだ。