鳥取県出身の人に「鳥取って人住んでるんですか?」と聞いて、厶っとされた経験ないかな。
僕はあるよ。
いや、悪意からじゃなくて、純粋に人口が少なそうな印象があったんだ。砂漠もあるから、生活圏も限られてそうだし。
うん。わかってる。
言葉のチョイスをまちがったのは認めるよ。わるかった。
でも、そこでふと思ったんだ。
Pretenderを歌うofficial髭男bismは鳥取県と島根県の出身者だし、米津玄師は徳島県の出身。どちらも共通しているのは、お洒落な曲を作ってるけど、けっこう田舎出身ってところ。
インターネットの世の中になったから、どこに住んでいても、都会の人たちと同じ情報にアクセスできる。だから、お洒落な曲を作る下地となる情報量に、住む場所のアドバンテージはない。
それなのに、ヒゲダンも米津も、既出の概念を覆すようなクリエイティビティを発揮している。
都会人も田舎人も、同じ情報に触れているのに、こんなに差が出るのは、これはもう、生まれ育った環境だとしか思えない。
つまり、都会に住んでいるとクリエイティビティは失われ、自然豊かな田舎で育つと、すごく良い感じの曲を書けるってことなんだ。
絶対とは言わないけど、かなり確度の高い仮説じゃないかな。
どうだろう。