ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

僕は、はあちゅうのこと生理的に好き

「生理的に嫌い」という表現があるけど、僕は、はあちゅうのこと、生理的に好きなんだ。ちょっと変わって個性のある女の子って魅力的だと思う。だから、彼女が批判されまくっていると無条件に応援したくなる。

今回の話題は、岡崎体育さんというアーティストが、自分の作品にお金を多く使ってくれたファンへプラスαのサービスをします、という、ファンのポイントシステムに端を発している。

それはビットファンというシステムで、例えばコンサートの3千円のチケットなら普通席、1万円ならアリーナで聴けるって感じの、よく考えたら普通の話しなんだけど、民衆は「ファンを選別してる!公平じゃない!」みたいに石を投げはじめたんだよ。

その民衆を見て、興奮したはあちゅうは、ガタンっと席を蹴って

私はお金を使ってくれない人はファンとは呼ばないと思う。クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要なので、お金を使って才能を伸ばすことに貢献してくれる人がファンだと思う。

とか発言する。

すると民衆は、また「お前が言うな」なんて、やいのやいの騒ぎはじめて、僕は手を叩いて喜んでしまう。生理的に好きなせいだと思う。


そのころ、オフラインでは、吉野家のまえに行列ができていた。それは、孫さん率いるソフトバンクのスーパーフライデーという興行で、ソフトバンクと契約した民衆は、吉野家のタダ券をもらえて、無料で牛丼を食べれるんだよ。

だけど「1時間も並んで380円の牛丼を食べるなんて、キミの時給は380円なのかい?」なんて、隊長が煽るもんだから、バザールは大騒ぎ。

オマケに「その380円は、キャリアに高い料金を払ってる分をキャッシュバックされてるだけなのに、気付かないお前らはアホだ」なんて言うから、せっかくのカーニヴァルがお通夜になってしまった。

キャリアだって、ショップでお客さんの苦情やクレームを拝聴する(だが断る)っていう、重要な付加価値を提供してるじゃないか。要するに、ソフトバンクが重視しているのは、サービスの価格じゃなく、ショップのご用聞きと牛丼の無料券なんだよ。

民衆は集まって「金じゃない、おトク感なんだ!考えるんじゃない、感じるんだ!プライスじゃない!プライスレスなんだ!」なんて、高い城壁に向けて石を投げていた。

僕は、ショップで何時間も説明を聞いたり、行列に並んだりするのは苦手だから、どうでもいいのだけど。


近ごろの様子を見ていて、僕が思うのは、ビットファンにしても無料券にしても、お金と時間に対する認識のズレみたいなモノが、日増しに大きくなってるってことなんだ。

うまく説明できないけど、お金と時間をあまり強く結びつけてしまうと、なにか本質的なモノを見失ってしまいそうな気がしている。

今日思ったのはそんなところ