こんちは。ちきりんにブロックされていない、数少ないTwitterユーザーのチルドです。
きのう僕のタイムラインに、大好きな「お尻」に関するツイートが流れて来ました。
発言者は、なんと、ちきりんです。僕はちきりんがお尻について発言していることに、言いようのない興奮を覚えながら、内容を理解しようと必死でした(ときどき難しくて意味がわからない)。
テレビで見たグラビアアイドルをやってるという女の子。26歳でTバック水着で一日8時間、撮影会@秋葉原に出たり、雑誌におしりを付きだした写真を載せて、月の収入が6万円なんだって。。。こういう市場っていったいどういう需給関係になってるんだろ。。。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年7月25日
やっぱそういうことなの? なんか信じられないんですけど。20代でおしり出せと言われたら1回でも最低20万円は払ってもらわないと・・・ https://t.co/yvdcRomSxQ
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年7月25日
なるほど。そうなると「タダでもやりたい」くらいのコトなんですね。まあそれならそれでいいのかも。労働だと考えると、そんなことして月6万円は耐えられないけど。 https://t.co/4eJz3EDTsP
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年7月25日
10代、20代の女性なら、相当の才能でもないかぎり、文章やら才能やらを売るよりお尻を含め「女」を売るのがもっとも稼ぎやすいはずと思うのですけど、その「自分の中で一番売りやすいモノ」を売って月6万円はきついなと思った次第です。 https://t.co/A8XH0ZoEb7
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2016年7月25日
…ツイートをまとめると、どうやら地下アイドルの話題のようでした。地下アイドルの女の子たちは、月々6万円を稼ぐために、お尻をつき出した写真を撮られているそうです。
そして、ちきりんは「お尻をつき出して6万は安すぎる。あたしなら20万もらってもつき出さない」ということでした。
地下アイドルになれたら
金額はさておき、僕は、それで得られる承認について興味を持ちました。もしも僕が地下アイドルだったら─
もしも僕がお尻をつき出していたら─
そんなふうに、地下アイドルに自分自身を重ねていたのです。
ちきりんは、その人並み外れた頭脳でもって、社会的に認められてきました。
けれど、そんな頭脳もなく、褒められるような容姿もなく、みんなから見向きもされなかったら。
想像してみてください。
僕は、子供の頃から、バカだ、バカだと言われ続けて育ってきました。誰にも認められず、誰にも必要とされず、社会に出ても、誰にも気付かれもしませんでした。
あれから20年。大人になった今なら、必要とされる人間にならなければいけない、と考えることができます。しかし、その頃の僕は、まだ子供でした。無条件に必要とされたかった。無条件に愛されたかったのです。
天高くお尻つき出す
幼いころの僕に、もしもお尻をつき出して得られる承認があったなら、僕はカンタンにつき出したでしょう。本当にお尻をつき出すだけで認めてもらえる、そんな承認があったとしたら…。
給料がどんなに安くても、喜んでくれる、楽しんでくれる、欲しがってくれる人がいたら、僕なら全力で突き上げていました。
たとえそれが若さの消費であり、欲望の対象でしかなかったとしても、少なくとも自分は必要とされているのです。もっともっと、天高くお尻を突き上げていたことでしょう。
しかし、残念ながら、僕は地下アイドルにはなれません。僕がつき出すお尻には、需要がないからです。
人生、いろいろですね。
お尻をつき出すお仕事、という話題でした。