ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

お尻をつき出して6万円

こんちは。ちきりんにブロックされていない、数少ないTwitterユーザーのチルドです。

きのう僕のタイムラインに、大好きな「お尻」に関するツイートが流れて来ました。

発言者は、なんと、ちきりんです。僕はちきりんがお尻について発言していることに、言いようのない興奮を覚えながら、内容を理解しようと必死でした(ときどき難しくて意味がわからない)。






…ツイートをまとめると、どうやら地下アイドルの話題のようでした。地下アイドルの女の子たちは、月々6万円を稼ぐために、お尻をつき出した写真を撮られているそうです。

そして、ちきりんは「お尻をつき出して6万は安すぎる。あたしなら20万もらってもつき出さない」ということでした。


地下アイドルになれたら

金額はさておき、僕は、それで得られる承認について興味を持ちました。

もしも僕が地下アイドルだったら─
もしも僕がお尻をつき出していたら─

そんなふうに、地下アイドルに自分自身を重ねていたのです。

ちきりんは、その人並み外れた頭脳でもって、社会的に認められてきました。

けれど、そんな頭脳もなく、褒められるような容姿もなく、みんなから見向きもされなかったら。

想像してみてください。

僕は、子供の頃から、バカだ、バカだと言われ続けて育ってきました。誰にも認められず、誰にも必要とされず、社会に出ても、誰にも気付かれもしませんでした。

あれから20年。大人になった今なら、必要とされる人間にならなければいけない、と考えることができます。しかし、その頃の僕は、まだ子供でした。無条件に必要とされたかった。無条件に愛されたかったのです。


天高くお尻つき出す

幼いころの僕に、もしもお尻をつき出して得られる承認があったなら、僕はカンタンにつき出したでしょう。

本当にお尻をつき出すだけで認めてもらえる、そんな承認があったとしたら…。

給料がどんなに安くても、喜んでくれる、楽しんでくれる、欲しがってくれる人がいたら、僕なら全力で突き上げていました。

たとえそれが若さの消費であり、欲望の対象でしかなかったとしても、少なくとも自分は必要とされているのです。もっともっと、天高くお尻を突き上げていたことでしょう。

しかし、残念ながら、僕は地下アイドルにはなれません。僕がつき出すお尻には、需要がないからです。

人生、いろいろですね。


お尻をつき出すお仕事、という話題でした。