アクセスアップして思うこと

ブログをはじめて半年が経とうとしている。開設当初はひとつ記事を書いて10程度のアクセスだったものが、現在では1000に跳ね上がっている。

僕の関心事と読者のそれがたまにリンクするとアクセスはあっという間に1万をオーバーしてしまう。

僕がブログを始めた理由は、退屈だとか面白そうだとか、ましてや金銭的なものではなかった。「文章を書きたい」それがたったひとつの動機だった。

それらしい事を、それらしい文章で書く。するとだれか褒めてくれる。星をくれる。あわよくばブックマークまでしてくれる。僕のつぶやきを誰かが見つけ「おもしろい」と声をかけてくれる。その程度にしか考えていなかった。

ところが、読者が200人を超えた辺りから、状況は変わった。何も書かず、ただ放置しているだけで500以上のアクセスが発生するようになってしまった。

僕はネットでグーグルを恐れない唯一の存在であるがゆえに検索流入は限りなくゼロに近い。つまりここにアクセスする人々は、純粋に僕の文章に価値を感じて訪れているのだ。

僕は、僕の文章が無価値であるとは思わない。でもそれを盲目的に信じるのはやめてほしい。手放しで賞賛してはいけない。ブログとは誰が何を書いてもいい個人の雑記だから、誰でも思ったことを発信できる。アフィリエイトでマネタイズするのも自由だ。しかし、その自由も、受け止め方によっては、真実を覆い隠してしまう。


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photo by sergecos


世の中に完璧な人間がいないように、完璧な文章も存在しない。しかし、フェイスブックには日々ポジティブが量産され、感動があふれている。

だから、もしもあなたが一点の曇りもないブログを見つけたと思ったら、それは偽物である。あなたにとって役に立たないどころか、あなたの信頼は、誰が何を書いてもいいという圧倒的な正論に踏み潰されるだろう。

つまりインターネット上にあるネガティブ要素がないブログは危険だ。裏を返せば無闇にポジティブなブログも同様に危険だ。

だから僕は自分を過剰に信じてはいけないと思っている。読者の数やアクセスの過多は、自分が正しいことの証明にはならない。たとえそれが自分の本心から出た言葉であっても、頭の片隅には常に疑いの余地を残している。

人を裏切らないために。