何で結婚しなきゃいけないの?
誰しも一度は、そんなふうに思ったことがあるんじゃないかな。
ところが僕らは、大人になる過程で、結婚を常識だと思ってしまう。それが、さも当然のように、やすやすと受け入れてしまう。まるでよく訓練された娼婦のようにね。
本当は結婚なんてしなくていい。結婚式なんて、とんでもなく馬鹿らしい。
今日はそれを証明しようと思う。
結婚の役割り
結婚、結婚と、わめく人たちの言い分を聞くと、おおむねこんなところになる。① 愛の誓いを証明できる
② 相手が浮気しにくくなる
③ 相手が死んだら遺産を相続できる
④ 離婚したとき慰謝料をとれる
他にも色々あるけど、結婚で保証されることって、大きくはこの4つ。
まず、①結婚という契約書をつくると、続く②③④の権利を主張できるようになる。
僕からすると、どうぞご勝手に、という話しで、なにも大勢の人を集めて宴をやる必要はない。
だいたい離婚する
結婚式がいらないと心底思うのは、秒速で離婚したとき、それも浮気が原因のときだよ。だいたい、結婚したところで、浮気は止められないんだよ。鎖で繋いでおけるわけじゃあるまいし。
それに、相手が浮気するのは、自分にそれだけの価値を相手が認めなくなったということだよ。バレたら傷つくのを、わかってて浮気するんだから。
したがって、浮気する、浮気して欲しくないために結婚するのは、意味がない。
これじゃ豪華な結婚式なんて、離婚の壮大な前フリじゃないか。せっかく祝ったのにバカにしてる。ふざけるなよ。
もう墓石の心配?
便宜上、結婚するのはいいよ。税金とかいろいろあるからね。でも、そこに結婚式を付属しなくてもいい。式をあげようが、あげまいが、書類さえ役所に出せばいいんだから。
だいたい、遺産を残すくらいなら、生きてるうちに全力で尽くしてあげなよ。金銭的なことが心配なら、生命保険にしておけばいいし。
復讐の契約書
多くの既婚者は、おそろしいことに、④番の「離婚したとき慰謝料をとれる 」を、思いのほか重要視している。これって、永遠の愛を誓いながら、近い将来、相手
がやらかす不義理にたいして、リベンジする契約を交わしているんだよ。
とんだ茶番劇じゃないか。そして、その茶番劇が、かなりの高確率で演じられる。
それは好きにすればいいよ。
だけど、結婚式をやって、そのあげくの果てだったら、ゆるせない。
もうそろそろ、結婚式をやったカップルは、出席者に一筆もらえないと、絶対に離婚できないとか、そんな法整備しなきゃダメだ。
結婚式は馬鹿らしい
僕は、結婚のぜんぶを否定する気はないよ。いろんな手続きをしやすくしたり、子供がいれば、そうゆう形式もありだよ。だけど、人を集めて、愛だの永遠だの、馬鹿らしい誓いを立てるのはやめてほしい。それでもやりたいなら、別れたら、腹を召されるくらいの覚悟してよ。
離婚したら、いつでも実家に帰ってきていいよ、なんて冗談じゃない。人をおちょくってる。
そう考えてもらえると、結婚式という行事が、どれほど迷惑かわかるよね。
僕はホントに迷惑してるんだよ。
結婚はいい。だけど、結婚式あげて別れるのはゆるせない。
わかったか!