ウォシュレットに感じる罪悪感


ウォシュレットってありますよね。

しゃわしゃわ〜と水が出るあれです。

あれって、座る位置をどうかするとけっこう奥まで入ってしまいますよね。僕はいつも、どのくらいの深さまで洗えばいいのか迷ってしまいます。

それに思ったより水流が強くて「あ」ってなってしまうときもあります。トイレでそんな気持ちになりたくないのに、うずうずしてしまいます。

僕は、そんな自分がイヤになります。吹き上げてくるものを受け入れてしまう自分もイヤですが、意識して拒んでしまう自分はもっとイヤです。

だからきゅっとすぼめるんですが、今度はもっと恥ずかしくなります。すぼめると、また別の感覚が生まれてしまうんです。

でも、また力を抜くと、これ幸いとばかりに深く深く到達してしまいます。角度によっては、すごく奥まで届いてしまうんですよ。

もう終わりって自分を叱咤して「止」を押そうとするんですが、よく見ると、「止」の横に「強」「中」「弱」の切替えボタンがありました。

初期設定が気になるんです。

この勢いは「中」だと思うけど、常識的に考えて最初は「弱」なんじゃないかって。

はじめから「強」のハズはありませんから、今は中か弱。…つまりもっと強い世界があるってことです。

するとウォシュレットの「強」を試してみたい自分と、「強」を楽しんでしまうかもしれない自分に震えてしまうんですよ。

それでも、やっと「止」を押します。

でも、今度は、入り込んだ水がどんどん逆流していくんです。

じゃらじゃらじゃらなんて、音を立てながら、体の中から、今入った水が出ていくんです。



ああ…

ああ…



この罪悪感、なんとかしてよ。