ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

僕の給料が少なすぎる

卒業式の日「ビックになろうぜ」と肩パンチし合ったアイツらは、どこでなにしてるんだろう。

できらぁ、とばかりに社会の荒波に飛びだして、はや25年。

いろんな事があったけど、ナニモノにもなれなかった僕は、薄っぺらい給料明細を他人事のように眺めていた。


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繰り返すけど、43歳。ボーナスなし。

嘘じゃない。

嘘であったら、どんなに良いか…

もしも僕に、お嫁さんと子供がいたら、チェックアウト。だから、結婚できなかったのは、むしろラッキー。

家族の幸せとか、娘の寝顔や成長とか、赤子のやわらかい重み、なんてものは、僕の人生から消失したナニカなんだ。

泣いてなんか、ないやい。

この、圧倒的な敗北感、伝わるかな。

きっと、稼げないという原罪が、僕をコロスんだ。