先日のエントリーに、50才で仕事をやめる真実を書いた。
有効なスキルセットも人脈もなく、20代でやるような下働きをしていると、アテのない未来を占う日々に精神が病む。そんな状況が苦痛で、早々に退職してしまった。
あれから1カ月余り、起きているのか寝ているのか、生きているのか死んでいるのか、まるで判然としない日々を送っている。こうしている今も、時刻は3:44で、布団のうえに静かに横たわっている。
20代、30代で無職になったときは、どこかに楽観的な希望があった。事実、次のステップに進むのは容易く、あたらしい環境にも馴染めた。
でも、今は不安しかない。
自分自身、若いころと比較して、人付き合いも上手くなったし、仕事への姿勢、責任感も理解して、ずいぶん大人になった。体力的に若干落ちただけで、総合的には、はるかにまともになっている。
それなのに不安なのは、自己評価はあがったのに、市場の評価は下がった(と、感じてしまう)せいなのかもしれない。
自分のやりたいことをするべきなのか、感情を消して機械的にやるべきなのか、答えがまるで見えてこない。
そもそも、生きる意味さえ見失いつつある。