失業ニートになって49日目。ひたすらネット動画をみてる。
なんで仕事をやめたかは、一旦おいておこう。いろいろ考えるには、まだダメージが抜けきってないんだよ。
回復には時間が必要なんだ。
まずは、ネトフリの話題にしよう。これはジャブ。人生を立て直すには、無謀なマン振りじゃなく、細かいジャブだよね?
うん、と言ってくれるかな、ブラザー?
オーケー。ありがとう。
そうだ、ネトフリだ。
正式名称はNetflix(ネットフリックス)。アプリをダウンロードして、クレカのナンバーを打ちこめば、月々890円でドラマや映画が見放題になる。
金額や、くわしいサービス内容は、もっぱら適当な記憶なんで、詳細は各自で確認してほしい。
(※基本的には欧米ドラマのネタバレありの感想です)
じゃあ、はじめよう。
①ブレーキング・バッド(Breaking Bad)
ネットフリックスをはじめたら、まず見たかったのが、このタイトル。事前のリサーチは高評価で、かなり期待していた。
結果としては、あんま面白くなかった。
いや、つまらなくはないんだけど、期待ほどではなくて、星でいうと5点満点中の3、かな。
ジェシーは好演で良いんだけど、ホワイトのキャラが曖昧というか弱い。むしろ、2番目にホワイトの助手になった丸顔の男に主人公を変えた方がおもしろいまである。
あと「それ絶対バレるやろ」っていう展開が多すぎて萎えた。フィクションとはいえ、一定のリアリティを担保してるから緊張感が生まれるワケで、勢いまかせ過ぎるとコメディになってしまう。
ユーモアは脚本とキャストで作って、本筋はもっと精査して、ギリギリの現実感は保ってほしかった。
キャストが良い仕事してるだけに、そこだけが残念。
余談ではあるけど、スカイラーって良い響きだよね。もしも僕に娘ができたらスカイラーって名付けたい。
②アウトランダー
ずっとまえに、どこか(たぶんアマプラ)で、1話だけ見て、それからずっと気になっていた作品。
結論からいうと、かなり自分好み。星でいうと4,5ってところ。
時間を行き来する部分だけファンタジーで、それ以外はリアル、ってところが良かった。
ただ、ラブシーンがちょっと多すぎ。途中から早送りしてた。たまにあるから、ほぅってなるワケで、そればかりはちょっと…。
全体的には、完成度高くておおむね満足。
③クイーンズ・ギャンビット
こちらも前評判が良かったから、けっこう期待していたけど、惜しい。星でいうと3点かな。
まだ最後まで見てないけど、まあまあだと思う。
惜しい、というのは、なんというか、設定を生かしきれてない。
孤児院出身の主人公がチェスを通じて人生を変えていく、っていうストーリーは引きがあって面白いのに、
チェスの強さを、クスリに頼ってるかのように映すのは愚策。絶対失敗してる。今からでもカットしてほしい。
あと、孤児院にいた黒人の女の子は、めっちゃ良い役でキャストもハマってたから、もっと出番を増やすべき。
天才だけど常識ない主人公と、それをナイスカバーする黒人の女の子、みたいなストーリーも全然アリだったと思う。
④グッド・ドクター
これもアマプラで2シーズン見て、続きが気になっていた作品。
ホントにおもしろくて、「ネトフリなにがオススメ?」って聞かれたら、この作品をあげる。
星はもちろん5点。
ひとつだけ気になったのは、オープンニングの音楽。
ドゥン♪タッタッタ ドゥン♪タッタッタ ドゥン♪
タッタッタ カッ─
みたいなのだけど、これをもうちょっと長くしてほしい。かなり良い出来の曲というか、インストなので、もう1回りしてほしいところ。
作品としては、主人公のショーンが現実的に受け入れられるのかは、難しいところではあるけれど、医療系ドラマとしては安心感がある。
このドラマを見て、ひとつ気付いたのは、僕のしゃべり方とか行動が、ショーンとけっこう似てる。
かるい自閉症なのかも。うすうす思ってはいたけれど。
⑤アメリカ夜明けの刻
あまり知らないけど、ネットフリックスの新作っぽい。アメリカ建国初期の、いろんな部族や軍の対立を描いてる、とか、ゲーム・オブ・スローンズみたいとか紹介されてたけど、ぜんぜん違う。星は3点。
大まかなあらすじは、良家の出っぽい女性と、その息子が、追手から逃げる内容。戦争でもなければ、ゲーム・オブ・スローンズでもない。あの紹介文を載せてた記事は、この作品ぜったい見てない。
まず、物語の構成が微妙。
主要な登場人物は、奥方と息子、砦の主人、奥方と息子を助ける男、襲撃に巻きこまれた夫妻、など。
なんだけど、メリハリがないというか、中途半端な紙芝居のようにシーンが切り替わって、消化不良のままストーリーが進んでしまう。結局のところ、親子のナゾの逃亡劇でしかなくて、それでは物語りの軸があまりにも弱い。
解決策としては、まず親子が逃亡せざるを得なくなったシーンを冒頭に追加する。そして、汽車に飛びのり中盤の襲撃で親子が引き離されるも、いろいろ紆余曲折あって感動の再会。その後イケメン男の助けもあり無事に逃亡成功。コッチのほうが説得力ある。
他にも何作か見たけど、ひさびさに話して、というか書いて、ちょっと疲れたから、今日はここまで。
ここも気が向いたらもっと稼働していきたい。
時代的には、ネットも実名で稼働すべき流れではあるし、それも悪くないけれど、まだ思案中。
では、また。