ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

なにもかも虚しい

なんだか、やる気が出ない。

インターネットもつまんないし、仕事はもっとダメだし、どこかへ遊びに出かける気力もない。今はただ、ビール腹になったおなかを、いろんな運動をして、一生懸命に落とそうとしている。

ビール腹が引っこんだからって、なにか好転するワケでもないけど、いま目の前にあって、改善できそうなのはそれだけなんだ。


なにもかも虚しい。どうしたって、僕は、NHKにも、ジャスラックにも、日大にも、霞ヶ関にも、日本ボクシング協会にだって、なんにも出来ないんだ。鉄槌を下したいという、意味不明な感情の暴走だけがあって、それがなんの意味もなさないことも知っている。

僕だって、強固な集金システムで、国民からお金を巻き上げて面白い番組を作りたいし、著作権を徴収したい。裏口で医者になりたいし、どこへ出かけても、革張りの椅子を用意してほしい。権力に寝そべっていたいんだ。

それが叶わないからと言って、正義をもって殴りこんだところで、なんの解決にもなりゃしない。つまり、東京地検特捜部は資本の壁に無力で、場末のスナックで茶番劇を演じているにすぎないんだ。


なにもかもに自信を失っている。海岸の砂浜で、穴を掘っているみたいだ。僕の消費してきた時間と労力は、ただのやせ我慢でしかなくて、空虚なログだけが空気中に舞うチリのように、薄っすらと残っている。

どうしてなんだ!

いっぱい嫌なことを我慢してきたのに、どうしてここには、何も残っていないんだ!

詐欺だ、搾取だ、と叫んでも、だれも答えてはくれない。