カゼをひいたっぽくて、きのうは会社に車をおいて電車で帰った。微熱であたまがぼーっとしていたせいか、薬のせいかわからないけど、とにかく眠かった。
乗った電車は、さいわい空いていて、座ることができた。すると、そこに4人の女性グループが乗りこんできた。そのグループはどこかで一杯やってきたようで、耳を赤くして陽気におしゃべりをしていた。
そんなに大声で話していたワケじゃないから、それは気にならなかったのだけど、全員、ひどいアルコールのニオイがしていた。お酒を飲んでいる人は気付かないかもしれないけど、アルコールのニオイは衣類につくんじゃなくて、体臭そのものがアルコールくさくなる。お酒をのんだ後は、吐く息や体臭にアルコールが混じって、腐敗した臓器のようなニオイになるんだよ。
愉快にお酒を飲んで、良い気分になっているんだろうけど、周りの迷惑も少しは考えてほしい。とくにバスや電車には、未成年も乗っているから遠慮すべき。タクシーで帰れよと思う。どうしてもお金がないなら、ニオイが抜けるまで45分くらい待ってから乗るようにしてほしい。
僕も、若いころはお酒を飲んでいたけど、体調を崩してからアルコールを一切受け付けなくなって、それからアルコール臭に過敏になってしまった。
たぶん、お酒をのむ人たちは「お酒がクサイと思うのはお前だけ」みたいに、カンタンに切り捨てて逃げるんだろうけど、世の中には、アルコール臭が苦手なひともいるってこと、心に刻んでほしい。