こんにちは。スイマーのチルドです。水泳を35歳からはじめた僕ですが、早いもので7年目になりました。
相変わらず、毎日泳いでいまして、今日は、その中の気付きなどを、シェアしておきたいと思います。
ちなみに、過去に投稿しましたこちらの記事、おかげさまで、のべ500,000人の方々に読んでいただきました。ありがとうございます。
お時間がありましたら、ぜひ、合わせてお読みください。
クロールを長く泳ぎたい
さて、今回もクロールについてですが、もっと基本に立ち返って、水泳をはじめたばかりの頃について書いていきます。今でこそスイスイ泳げる僕ですが、最初のころは、25メートルをやっと泳げるレベルでした。がんばっても50メートルが精一杯です。
そこで、長く泳げるように、自分なりに目標を立てて、距離を少しづつ伸ばしていきました。おかげで今は、1キロを16分台で泳げるようになりました。
今回は、その過程を振り返っていきます。
もしも、クロールを長く泳いでみたい!、と思っている方がいましたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
50メートル泳いでみる!
最初、25メートルは、なんとか泳げたので、次のステップとして、足を着かずに50メートルを泳ぐようにしてみました。50メートルなら、勢いでスグ泳げるようになったのですが、息継ぎがうまく出来ないと、けっこうキツいです。一度泳ぐだけで、すごく体力を消耗していました。
繰り返しチャレンジして、慣れてくると、なんとかたどりつけるようになりました。
75メートル泳いでみよう!
50メートルを泳げるようになったので、次は75メートルを目指しました。短水路のプール(片道25メートル)では、2回折り返すだけなのですが、このハードルがとても高かったです。
75メートルは、体がちゃんと浮いていないと、体力が保ちません。水の中では、体のチカラを抜いてあげないと、どんどん沈んでしまうので、体力が続かないのです。
しかし、これも、毎日チャレンジしていたら、なんとか泳ぎ切れるようになりました。
腕は、水をかく動作だけでも、充分進みますし、バタ足も力は必要ありません。ともかく、脱力して、余分なチカラが入らないようにするのがコツでした。
泳ぎ方やタイムは考えずに、とにかく足を着かずに泳ぎ切ることだけを考えていました。
100メートル泳いでみよう!
75メートルをクリアしたら、いよいよ100メートルに挑戦です。これも大きな壁でした。
100メートルは、気合と根性だけでは、泳ぎ切れません。また、息継ぎがスムーズにできて、カラダのチカラが抜けていないと、かなり死にものぐるいになってしまいます。
さらに、100メートルでは、水の抵抗が行く手を阻みます。
抵抗の大きい泳ぎ方をしていると、途中で力尽きてしまいます。これをクリアするポイントは、以下の3つでした。
- バタ足を減らす
足を動かせば動かすほど、体力を消耗することに気づきました。ともかく、無闇にバタバタするのを止めて、バタ足を最小限に抑えました。
- 毎回息継ぎをする
75メートルまでは、早く進もうとして、なるべく息継ぎをしないようにしていたのですが、それでは100メートルは保ちませんでした。
そこで、1、2、プハッ、1、2、プハッと、おなじリズムとタイミングで、毎回息継ぎするようにしました。これで、息苦しくて立ってしまうことは無くなりました。
- 深いところをかく
疲れてしまうのは、どうやら下半身(足)が沈んで抵抗になっていることに気づきました。
そこで、まえに重心を持ってくるために、手のかきは、深いところをかくようにしました。
手のかきについては、諸説ありますが、初めは、とにかく深いところをかくと良いです。重心が前がかりになって自然と足があがります。
100メートル泳げると水泳はもっと楽しくなる
こうして、1週間ほどで100メートルをコンスタントに泳げるようになりました。最初は、かなりキツくて、何度も心が折れそうになりましたが、この「100メートルを自分のチカラだけで泳ぎ切った!」という成功体験が、その後の圧倒的な成長に繋がりました。
みなさんも、自己流で構わないので、100メートルに挑戦してみてください。100メートル泳げたら、そこからは、どんどん距離を伸ばして、1キロも楽に泳げるようになって、水泳が楽しくなります。
また、練習の意味もわかってきます。
水泳コーチのレッスンとは、長い距離を、もっとラクに、もっと速く泳ぐためのレッスンなので、少なくとも、100メートルは続けて泳げないと、泳ぎを習っても、あまり意味がありません。25メートル泳ぐだけなら、技術は必要ありませんからね。
これから夏になり、泳ぐのが気持ちいい季節になります。
プールは、ダイエットや運動不足の解消などに、最適ですので、良かったらチャレンジしてみてください。
クロールを長く泳ぐための練習方法…という話題でした