日本は治安が良いけど、外国は悪いらしいね。
観光で遊びに行くと、カメラやiPhoneをひったくられるなんて、日常茶飯事らしい。
ゆるせないよ。
そこで今回は、そんな卑劣な窃盗をやっつけて、犯罪を減らすを思いついたから、授けるよ。
天才的軍師
ヤン・ウェンリー(Yang Wen-li)を知っているかな。帝国軍との戦いで数々の武勲をあげた、天才的軍師なのだけど、今回はその知略を拝借することにした。あるとき、圧倒的劣勢のヤン・ウェンリーは、撤退を余儀なくされて、帝国軍に大事な補給船を奪わてしまうんだよ。敵は、貴重な物資を手に入れてホクホクしていた。
ところが、つぎの瞬間に、補給船がボンッ!
大爆発を起こして、周りの戦艦は全滅してしまったんだ。
ヤン・ウェンリーはなんと、補給船に爆弾を満載してわざと捕まるように仕向けていたんだ。敵は、戦利品を手に入れたと思ってホクホクしていたら、ボムだよ、ボム。このおかげで、ヤン・ウェンリーは、圧倒的劣勢からの大勝利となった。
窃盗犯をやっつける
僕は、この戦術を、窃盗犯にも応用すればいいと閃いたんだ。まず、観光客に扮した工作員が、爆弾入りのカメラやバッグを持って街に出る。そして、無防備にカメラをパシャパシャしたり、バッグを放置したりするんだ。
それを、窃盗犯がまんまと持って行ったら、遠隔操作のボタンでもって爆発する。あんまり強力だとあぶないから、持ってるひとが火傷するくらいでいいだろう。
そして、窃盗犯が「うわーっ」となったところを、素早く引っ捕らえるんだ。
これによって、窃盗を現行犯で捕まえられるのはもちろん、その抑止力にもなる。99パーセントは観光客だけど、1パーセントは爆弾入りの罠かもしれない。
その1パーセントの疑念が、窃盗犯の行動を躊躇させる。もしも爆弾だったら…、という想像力を利用して、犯行を抑止するんだ。
これで、窃盗は激減できると思うよ。
現地の警察には、ぜひこの作戦を実行して、犯罪防止に役立ててほしい。
僕も、海外旅行に行きたいけど、治安が心配だからね。少々、手荒でも、悪いやつらを減らして治安を向上してほしい。
窃盗犯をやっつけて犯罪を減らす方法…という話題でした。