タイトル、ちょっとわかりにくいのですが、独身の女の子が、お嫁さんのいる男性とデキてしまう…、つまり、独身女性が、既婚の男性と不倫してしまうことについて書きます。
はじめに
僕は、浮気や不倫については、比較的ニュートラルな立場で、女の子が、お嫁さんのある男性を好きになっても、それはそれで、別にいいと思うんです。一方で、「新しい物をつかむには、いま持っている物を手離さなきゃならない」とか言いますよね。
では、浮気相手になってしまった女の子が手離してしまうものって、いったい何なのか、今日はそれを証明してみます。
気になったら読んでみてください。
女性の「好き」はピュアな感情
誰かを好きになるって、とても繊細で純粋な感情です。不倫相手になってしまった女の子も、初めはみんな、ピュアな気持ちで、彼のことを好きになったと思います。そこから恋愛に発展して、いつの間にか深い関係になってしまう。「この人こそ、求めていた理想の男性」…そんな風に思ってしまう。
それは、それでいいです。どうぞ、どうぞ。
男性の浮気の理由
男性の浮気の理由って、いろいろあると思います。例えば、お嫁さんとケンカした、とかです。お嫁さんとラブラブなときに、他の女性に目を向けてしまうことって、あまり無いと思いますから。
「お嫁さんとうまくいかないから、新しい女の子と遊んじゃおっかな」と。それはそれで、問題ありますけど、個人の自由です。
どうぞ、どうぞ。
不倫の欠陥
以上をふまえた上で、本題に入ります。まず、既婚の男性と不倫すると、とうぜん2人の関係のあいだには、常にお嫁さんがいます。そして、男の人は、あなたの方が優しい、あなたといると落ち着く、あなと一緒だと癒される、なんて言いはじめるかと思います。
そうすると、女の子は「彼にとっては、お嫁さんといるより、わたしといる方が幸せ」という思考に、自然となっていきます。
未来へ向けたポジティブな発想です。
ところが、これって、実はとてもネガティブな考えなんですよ。
なぜなら、この考えは、他人(お嫁さん)と自分を比較して優位になる、負の喜びだからです。
人って「他人と自分を比較すると、幸せになれない」って言いますよね。幸せになれないというか、基準を他人に委ねると、自分を見失ってしまいます。
つまり、不倫には、長く継続すれば、するほど、自分を見失わせる、構造上の落とし穴があるのです。
不倫で失うもの
不倫を続けていくと、相手のお嫁さんより、こっちが優れている、癒されると言われて、喜んでいる自分が生まれます。それは、とても純粋な感情で始まった、素敵な恋を変えていきます。
そして、物事には始まりがあれば、終りがあるものです。
不倫の行方は、男性が、お嫁さんと別れたり、逆に、元に戻ったり、両方ダメになったり、結末はいろいろです。
しかし、その中でも、最悪なのは、男性が元に戻ってしまうことでしょう。
こうなると、今まであなたが感じていた幸せが、お嫁さん側に移ってしまうのです。あなたが可哀想と憐れんでいた存在と、あなたの立場が一瞬で入れ替わります。
そこで始めて、自分の姿が客観的に見えてきます。
向き合うのは、醜い感情に支配されて、変わり果てた自分自身の姿です。
誰にでも親切で、そこそこ優しかった善良なあなた。
思いやりがあり、人にも好かれていたあなた。
しかし、不倫は、あなたを変えてしまったのです。人を見下す、悪い人間に変えてしまうのです。それが、不倫の代償であり、あなたが手離してしまったものなのです。
まとめ
たとえ恋をしても、2人とは別の誰かが介在すると、どう転んでも、人間性が悪くなってしまう、というお話でした。不倫って、結局、始めたときから、半分は罠に落ちているんですよね…。
僕の個人的な考えとしては、相手にお嫁さんや彼女がいるときは、一旦、距離をおいた方がいいと思います。
それでも、関係を持ちたいと強く願うなら、ちゃんと別れてからの方がいいです。
つまり、独身女性の不倫で、もっとも傷つくのは自分なのです。
女の子が浮気(不倫)相手になるまえに知っておいてほしいこと…という話題でした。