「僕が無知だった」と言えば、それまでなんだけど、銀行の投資信託を買って激しく後悔してる。
今年の5月に、銀行さんから勧められた投資信託の「HSBCインドオープン」という銘柄なんだけど、ちょっと値上がりしてたから売ろうとしたんだよ。こんな爆弾、はやく手放したくて…。
そこで驚愕の事実を知った。
投資信託って、買ったときに手数料払ったのに、売るときにも手数料かかるんだよ。最悪だよ。
買ったときにも、2万円くらい払ったんだよ。それなのに、売ったときにも手数料かかるってひどくない?
これ、いったい何パーセント上がったら、手数料分取り戻せるんだよ。
ひどい。あまりにもひどい。
調べないのは罪?

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あれ、知らなかったの?
って、詳しい人は、そう思うかも知れないけど、僕が買ったときの説明では
① 購入手数料がかかる
② 損するリスクを理解してる
この2点しか、確認してないんだよ。
売るときも手数料とるとか、一言も聞いてないし。
しかも、実は、「信託報酬」とか言う、持ってるだけでかかる手数料まであった。
そっちは、100万円を投資信託にするだけで、毎年、1万5千円近くの手数料を取られてる。
ただし、あらかじめ差し引いた額しか見えないから、取られてるのにも気がつかない。
こんな汚い商売があるなんて…。
これじゃ、買ってるひと全体で見たら、最初から負けてる。ショバ代とってる銀行だけが、確実に儲かる仕組みじゃないか。
100万買った→手数料:2万
1年経った→手数料:1万5千
100万売った→手数料:5千円
手数料合計 4万円
おいおい。
そりゃ、タダで売れとは言わないけど、取りすぎじゃないのか。
銀行の投資信託ヤバすぎる
こんなことになって、思ったのだけど、銀行の投資信託は、説明が雑すぎるよ。最低でも、いくら買って、それがいくらになって売ったら、手数料を差し引いてトントンになるかぐらい、説明する義務があるはずだよ。
「正直に説明したら買う人なんていませんわ〜」、って、やかましいよ。
そりゃ、冗談だけど、説明をキチンとしたら、誰も買うひとがいない、そんな商品が、白昼堂々と販売されてるんだよ。しかも、いったん買ってしまったら相場が変わるから、クーリングオフできない。
いったい、警察はなにやってるんだ…。
たとえば証券会社なら、口座作って入金するから、投資はじめる人は、慎重になるだろうけど、銀行はもう口座にお金入ってるからヤバい。
貯金いっぱいあるおばあちゃんが、いつも親切にしてくれる行員の女の子に「どうですぅ?」って勧められたら、買ってしまうだろ?
僕はコロっと買ってしまったんだよ!!
本当の話、たとえば500万買ったら、問答無用で手数料20万円とられてるんだよ。おばあちゃんが、ウッカリ買ってしまったら、どうすんだよ…。
こんなボロい商売してる銀行に、僕の払った税金を使って救済してた時代があったなんて、信じたくないよ…。
欲をかいたら損をする論法
資産運用するのに、自分で調べないのが悪い、ってのは、その通りだよ。欲をかいたからだって、言う人もいる。だけど僕は、リスクは引き受けるつもりで買ったんだよ。
それがまさか、100万円を買った瞬間に、手数料で、4万円のマイナスが「確定」してるなんて思わない。しかも、そのお金は、リスクでもなんでもなくて、絶対に消えてなくなるんだから。
くやしいよ、母さん。
こんな理不尽な仕打ちを受けてるのに、ベッドの上で、まくらをボフンボフンするしかないなんて…。
僕はなんて無力なんだ。
ともかく、銀行の投資信託には気をつけて!
買ってしまってから、すぐ売ると手数料分が絶対にマイナスになるから、預金に戻せなくてめちゃくちゃ困る。
もう泣きたいよ。