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「おすすめの漫画ランキング100」って知ってる?
知らなかったら、試しに「おすすめ 漫画 ランキング」って検索に入れてみて。そっくりなタイトルの記事がいっぱい出てくるはずだよ。
これは、ちょっとまえにブログをやっている人たちに流行った、しっきーメソッドっていう闇のSEOの仕業なんだ。
しっきーメソッド?
ブログをやっていると、自分が書いたものを沢山のひとに読んでもらいたくなるよ。そうじゃなかったら家で日記を書けばいいだけのことだからね。
だけど、友達だけじゃそんなに読まれないしアクセスも少ない。そこで考えたのが、自分が書いた記事が検索結果の上位に乗るようにして、不特定多数の人々を呼び込むことだった。
検索から自分のブログに流入させたい→SEO対策面倒くさすぎわろた→なんだかんだ言って、検索エンジンって結局は文字列に反応するしかないんじゃね?→よっしゃ!ビックワード狙うで!」そこで作ったのが、「おすすめの漫画ベスト100をランキング形式で紹介する」という記事。
僕自身、「漫画 おすすめ」とか「漫画 ランキング」とかで検索することが多いし、そういうワードを打ち込む人が他にも多そうだと目星をつけていた。
たくさん書けば書くだけキーワードが入るわけだし、「読んでないので除外です」とかいうリストに調べて出てくる限りの作家の名前を入れればSEO的には最強
この時点で月20万PVだが、「おすすめの漫画」記事の圧倒的な強さがわかる。グーグルやヤフーなどで「おすすめ 漫画」「漫画 ランキング」などと検索すればNAVERや2chまとめサイトの記事をおさえてトップに
具体的な方法を言えば、僕の記事を参考にした上で、「おすすめの漫画ベスト200をランキング形式で紹介する」という記事をかけばいい
※若干順序を入れ替えています
これがしっきーメソッド。
SEOって言うのは検索上位に乗るための裏ワザみたいなもの。ずっと前からあったんだけど、主にウェブサイトを強くするためのテクニックだったんだ。
しっきーメソッドでは量より質、つまり1ページの中に関連する情報を大量に仕込むことによって、個人のブログ記事でも検索上位にあげれるってことを証明してみせたんだ。
ともかく、こんな感じで、おすすめの漫画を紹介するブログの記事が増えてしまったんだ。
一般の人は「なぜそんなにアクセスにこだわるの?」 って思うかもしれないけど、それは聞いちゃいけないルールになってる。
ひとつだけヒントを明かすと、豊かになるんだよ。色んなことがね…。
記事をひとつづつチェックしてみた
前置きが長くなってしまったけど、ここからが本題。こんなふうに漫画の「おすすめ」とか「ランキング」が混沌としてくると、いざ探そうと思ったときに使えないよね。
そこで「おすすめランキング100」をひたすら見て、1位だけを集計してみた。書いた人達もランキングの途中は雑になっているかもしれないけど、1位にしてる漫画は確実に面白いのを選んでると思うんだよ。
あと、まんが喫茶で探すとき、迷わないように出版社をメモしておいた。タイトルを覚えていても出版社が分からなくて、探せないってことがよくあるからね。
おすすめ100で1位になっている漫画まとめ
- HUNTER×HUNTER - ★★★★(集英社)
- 火の鳥 - ★★★(不明)
- 3月のライオン - ★★★(白泉社)
- スラムダンク - ★★★(集英社)
- 僕だけがいない街 - ★★(KADOKAWA)
- ドラゴンボール - ★★(集英社)
- 監獄学園(講談社)
- クズの本懐(スクウェアエニックス)
- 君のいる町(講談社)
- 今日から俺は!!(小学館)
- キングダム(集英社)
- 北斗の拳(集英社)
- 静かなるドン(実業之日本社)
- ヒカルの碁(集英社)
- 魔法使いの嫁(マッグガーデン)
- ジョジョの奇妙な冒険(集英社)
- サンクチュアリ(小学館)
- 世紀末リーダー伝たけし!(集英社)
- 神の雫(講談社)
- プラネテス(講談社)
円グラフも作ってみた。
感想
やっぱり1番は「HUNTERxHUNTER」だった。これ、僕が20歳のころ連載が始まった記憶があるんだけど、まだ続いてるっぽい。死ぬまでに必ず読んでみたい。
火の鳥、3月のライオン、スラムダンク の3作が同じだった。火の鳥とスラムダンクは、読んだことあるけど、ぜんぶ読めてないんだよね。一気読みしてみたい。
3月のライオンってなんだろう。まったく知らなかったから、HUNTERxHUNTERよりも気になってる。
他はだいたい読んでるかな。
僕だけがいない街、監獄学園、クズの本懐、君のいる町、魔法使いの嫁、 神の雫、以上の6作はまだ未読。
スマホでも見れると思うけど、やっぱ漫画は本で読みたい。小説は平気だけど、漫画の場合はセリフが読みにくいんだよね。
終わりに
やれやれ。
これで迷わずに漫画を選べるよ。
しかし、ただの集計だから、すぐに終わると思っていたけど想像以上に時間がかかって、結構疲れた。あのネイバーまとめも、6つ貼りつけただけで投げてた理由が分ったよ。
おすすめの漫画100を書いた人たちは、100種類の漫画をリストアップしたあと、あらすじと感想まで書いているんだから、ほんとにヤバい。気軽に真似できることじゃないよ。
ざっと書いたけど、こんなところ。僕の個人的な備忘録なので、ところどころの間違いはスルー奨励です。
んじゃ、またね。