ちるろぐ

ここが僕のアナザースカイ

無理です、出来ません問題

こんにちは。今日はちょっと個人的な感想なので、お時間があれば、読まれてみてください。

先日、僕が購読しているブログで「仕事を振ると無理です、出来ません、と即答する人がいて困る」という記事を書かれていました。

僕は、共感してブックマークしていたのですが、他のブックマークについたコメントの様子がおかしいのです。8割くらいのコメントが「断られるお前が悪い」という論調なのです。


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photo by pasukaru76


ふつうに考えて、仕事で担当の方に「これお願いします」と頼んで「無理です、出来ません」と即答するというのは、ありえないですからね。

おかしいなと思いコメントをよく読んでみると、その記事に否定的なコメントをされている方は、重要度の高いお仕事をされているように感じました。基本的に安請け合いできない(してはいけない)営業や設計などのお仕事をされてる方です。

その場合、内容や期間などを明確にしてもらわないと安易に受けられない(安易に受けてはいけない)ので、とりあえずNOと言うスタンスで仕事されてるんだろうなと感じました。

そういう方が、素人に「なぜ無理なんですか?なぜ出来ませんって即答するんですか?」などと言われれば、当然、不愉快ですよね。「これやっといて」みたいな、アホ丸出しの頼み方ではなく、キチンと説明してくやがりませとなります。

僕は、そりゃそうだよね…と思いつつも、ブログ主さんが伝えたかった内容とは、ちょっと違うのかなと思い筆をとりました。

記事では、誰にでもできる事務的な作業でなぜ?と、丁寧に説明されてたのですが、具体的な業務内容までは提示されていなかったので、誤解が生まれたのだと思います。

すごく単純化してみると、こういう話かなと思います。

□ 業務内容

勤務地:海の家
内容:調理、配膳、皿洗い等の誰にでもできるカンタンなお仕事です。

□ シチュエーション

お皿そこの棚に直してくださいね。

出来ません

(・_・)

ゴミをひとつにまとめてくださいね。

無理です

(・_・)

焼きそばの作り方、説明しますので、覚えてくださいね。

出来ません

(・_・)

氷を買って来てください。

出来ません

(・_・)

そんな奴いるわけない、と思えたら、それは幸運なことかもしれません。

この「出来ません問題」は、いわゆる底辺の世界のお話しだと思います。バカッターの世界と言えば伝わり易いでしょうか。

僕の住むこっちの世界では、よくある出来事なのです。とにかく理由をつけて拒否される方がいます。多いのは病気ですが、家庭の事情、腕が細い、背が低い、肌が弱い、バカだからetc…、十人十色、千差万別です。

腕が細いから持てない、背が低いから高いところの物はとれない、という訳です…。ちなみに「バカだから」は自己申告です。自分はバカだからすべきではない、やってはいけない、という主張でございます…。無断欠勤の理由が「反対方向の電車の乗ったから」というのもありましたね…。

また、過去の職場でイジメにあっていたケースもあります。無作為に求人をかけると、コミュ障っぽい方も紛れ込んでくるのですが、前職で仕事を無茶苦茶にさせられて辞めたり、というトラウマから、過剰防衛になってしまうんですね…。出来るはずなのになぜ?の答えとしては、こちらが近いイメージなのかもしれません。



採用基準が低いというか、そもそも無いところでは、普通にある話です。みなさん、まともな会社に就職しましょうね…という話題でした。