去年の話です。
車の運転中、ちょっとした不注意で前の車にぶつけてしまいました。 そのとき警察の事情聴取を受けたのですが、どういう訳か、僕は事実と違う証言をしてしまいました。
今日は、僕はなぜ偽証してしまったのか?
これからどう生きていくべきか?
検証していきたいと思います。
実際に起こったこと
僕の車は、片側3車線の道路の右側に、信号待ちで止まっていました。となりの車線の車が動き出したので、自分も釣られてアクセルを踏んでしまいます。止まっていた前の車に追突してしまいました。
僕の証言で作られた調書
片側3車線の道路を走行中、前の車が停車したのに気づくのが遅れ、ブレーキを踏んだが間に合わずに追突しました。
事故直後、警察官との会話
自分「信号で止まってたんですけど、となりの車線の車が動いたんで、アクセル踏んでしまって…」
警官「あー、 前の車が停車したのに気付くのが遅れてブレーキを踏んだけど間に合わなくてぶつかったんですね」
自分「あ、いや、信号で止まってたんです。となりの車が動いたから、アクセル踏んでしまったんです」
警官「… 気付くのが遅れてブレーキが間に合わなかったんですね」
自分「いや、信号で止まってたんですよ。となりの車線の車が動いたのが見えて、僕も一緒に進んでしまってぶつかったんです」
警官「あー、 前の車が停車したのに気付くのが遅れてブレーキを踏んだけど間に合わなかったんですね」
「止まっていた」と何度も言っているのに、まったく受け付けてもらえない。自分が変なこと言ってるんじゃないか、とか思って混乱がピークです。
自分「……あの、 信号で止まってたんですよ。となりの車線の車が動いたから、こっちも進んだと勘違いして、前の車にぶつけてしまったんです 」
警官「じゃあ、なんであんなに凹んでるんだ!」
自分「…」
警官「 あんたブレーキ踏んだ!間に合わなかった!」
自分「…はい」
まとめ
そこで「はい」って言っちゃダメだろ、というのは、ホントその通りです。反省してます。しかし、どう説明しても、通じない気がしたんですよ。
ですから、どっちみち追突した事実は変わらないと思って、そうです、と言ってしまいました。
結果的に、今回は、ふつうの追突事故ですみましたが、なぜ自分は事実と違う証言をしてしまったのだろうと、今になって思い返しています。
今、冷静に考えてみると、勢いよくぶつけてしまった理由というのは車が原因でした。その車は、クラッチの繋がりが悪く、少し勢いよくスタートしないとエンストしやすかったのです。でも、その瞬間はパっと出てこなかったんですよね。
この経験から、気をつけたいことをまとめてみました。
事情聴取で気をつけたいこと
- 即答しない
僕の性格というか、職業病かもしれませんが、即答する(言い訳を考えてると思われたくない)、のが癖になっていました。
事情聴取の場合は、ひとつひとつが証拠になるので、慎重に、よく考えて証言しようと思いました。
- あくまで事実を話す
とにかく、見たまま、起こったままを話すことです。今考えてみれば、警察の立場からすると証言を鵜呑みにして間違った調書を作ってはいけないというバイアスも働いていたと思うんです。
それが、同じことを聞いたり、変な質問をする要因なのかなと。
事実を根気強く伝えようと思いました。
- 冷静になる
何度も同じことを聞かれると、イライラしてしまったり、なにを言っても通じないんじゃないかと思ってしまいます。
とにかく冷静に、警察官のペースに惑わされないように、毅然として受け答えしようと思いました。
まとめ
今回は、ただの追突事故で、証言と事実に多少の食い違いがあっても、ことなきを得ました。しかし、これがもし傷害などの重大事件であれば、僕は、窮地に追い込まれたかもしれません。
コミュ障なんて言い訳は通用しないのです。
みなさんは、大丈夫だと思いますが、せひ気をつけてくださいませ。
参考になれば幸いです。