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クロールを速く泳ぎたいと思っている僕です。こんにちは。
ところで、クロールや平泳ぎに、確実にすばやく泳ぐ方法って、あると思いますか?
そんなものありませんよ。もしもあったら、みんなゴールドメダリストじゃないですか。
それなのに、泳ぎに関する本やDVDは、たくさん売られています。そして、さまざまな理論が書かれています。
しかし、理論について書いたものはあっても、そこへいたる過程(試行錯誤)を書いているものは、あまり無いんですよね。
そこで今回は、僕が今、クロールを速く泳ぐために取り組んでいる課題、練習、それから目標について書いていきます。
水泳に興味があったら、ぜひお付き合いください。また、泳ぎに興味がなくても、ちょっと面白そうだな、と感じてもらえれば幸いです。
はじめに
はじめに「速く泳ぐにはどうすればいいのか?」という問いを立てるなら、答えはひとつです。とにかく全力でかき、全力でキックすることです。結局のところ、いろいろ考えるより頭をカラッポにして、がむしゃらに出し切るのが最速なんですよ。
しかし、距離が長かったり、僕の年齢(42)になると、そう言うワケにもいきません。若いころのように、全力で泳げる体力も、瞬発力もありませんから…。
その中で、速い泳ぎを追求するには、エネルギーの消費を抑え、抵抗を減らして、効率よく進む方法を考えなければなりません。
つまり、僕にとってのクロールを速く泳ぐ方法とは、いかに省エネで速く泳げるか、ということになります。
コーチは基本型を指導している
理想の泳法を身につけるためには、速く泳げるコーチに教えてもらう、という方法がありそうです。しかし、コーチは基本型しか教えてくれないんですよね。息継ぎは水面と平行に、ヒジを早く立てて、キックはなめらかに一定の間隔で、という感じです。
たぶん、人それぞれに個人差があるので、誰にでも当てはまる、平均的なコーチングになるのでしょう。
つまり、習って基本型を身につけたら、そこからは自分に合った泳ぎを、自分で見つけなければならないのです。
自分に合った泳ぎ
- 手のかき
一般にクロールは、左右対称に泳ぐのが理想とされています。僕もそう思って、ずっとそうしていたのですが、最近は、左右非対称の泳ぎが良いと感じています。
イチ・ニー・イチ・ニーのおなじリズムより、ワンツー(伸び〜る)ワンツー(伸び〜る)というように、両手をすばやくかいて、伸びる方がいいということです。
ちょっと体が上下(伸びてるときに沈む)してしまいますが、こっちの方が速くなっています。タイム的には、100メートルで5秒差くらいでしょうか。
- キックを打ち続ける体力がない
キックに関しては、競技をしている学生なら、100メートルでも1500メートルでも、ともかくキックを打ち続ける訓練をすればいいでしょう。
しかし、僕レベルになると、50メートルが限界です。100メートルはもっと厳しいです。どっちみち距離がのびると体力的にもたなくて、すぐに息があがってしまうので、結局、2キック(1かきに1キック)に落ち着いて時が流れました。
しかし、ここを打ち破ってブレークスルーしていくには、キックをもっと有効に使わねばなりません。
そこで考えたのが、手をかいているときに、鋭いキックを3発ほど入れて推進力をアップし、伸びているときに、完全に静止して休むという方法です。
左右の手のかきプラス、腰の入ったキック3発で大きな推進力を得ます。そして、伸びている(惰性で進む)状態のうちに、体力を回復するのです。
手のかきのワンツーと同時に鋭いキック3発で、推進力を作り、伸びて(惰性で)進むスキに超回復するのです。
ちなみに、現在の100メートルのタイムは、1分20秒前後です。2分間隔で続けて泳ぐと1分25秒くらいですね。当面の目標は、1000メートル(1キロ)を15分ほどで泳ぐことです。
訓練
- ボディポジション
静止状態で、抵抗を減らすために、片手クロールを徹底的に行っています。伸ばした手の指先から、足のつま先まで、一直線になるように意識しています。
- 鋭いキック
バタ足を、漫然とバタバタするのではなく、瞬間的に加速できるよう、バタバタバタ!バタバタバタ!という感じで、リズムをつけています。
マスターズの条件
そんなに毎日泳いで、僕はどこへ向かおうとしているのだろう。そんな風に思ってしまうことが、たまにあるんですよね。そこで思いついたのが、マスターズです。マスターズとは、競技登録していない高校生以上の一般人が参加できる大会です。
ところが、ここにとんでもない落とし穴があったんですよ。マスターズはチームじゃないとダメなんです。
チームの年度登録が済んでおり、かつ2名以上の競技者登録会員が所属していること。
残念ながら、僕の所属しているジムには、チームがないのです。というか、チームという概念が納得いきません。だって、水泳はひとりで勝負する競技じゃないですか。
金さえ払えばいいんだろ?
と思っていただけに、ショックが大きかったです。
オープンウォーターへの道
じつは僕、海を泳ぐのも好きなんですよね。今年も遠泳大会に参加したくらいです。そこで、他にもあるのかな?と思って、探してみたら、わんさか出てきました。
日本では、各地の自治体や団体が、全国各地で遠泳大会をやってるんですよ。しかもこっちは、ピンでも参加できるのです!
期間は、六月〜九月までと限られてしまいますが、エントリーさえすれば、誰でも参加できるようです。
今年のエントリーは、もうあらかた終わってしまっているので、来年からチャレンジしてみようと思っています。
よーし、やるぞー。
今日話したかったのは、そんなところです。