ひとの趣味にとやかく言うつもりはないけど、キャンプって何が楽しいんだろう…。僕の会社の人は、家族でよく行くらしいけど、意味がわからない。
だって、普段は家でゴロゴロしてるみたいだし、会社でも、ろくすっぽ働いていない。そんな彼が、喜々として山奥へ出かけて、火をおこしたり、テントを張ったりするなんて、そんな姿、想像もできないよ。
決して自然を愛しちゃいない
はじめに言いたいのは、キャンプ族は自然を愛しちゃいないってことなんだ。その証拠に、ふだんは全然、草花のお世話をしてない。僕は、お花に水をやったり、近所の草をとったりしてる。
つまり、自然というのは、僕らの日常に当たり前に存在するものなんだよ。
日頃から、そんなのを蔑ろにしておいて、休日にキャンプへ行っただけで、自然を満喫するなんて、偽善だよ。ちゃんちゃらおかしい。
お風呂どうするの?
キャンプ族たちに、聞かないというか、聞けないのだけど、お風呂どうしてるんだろう?空調のない屋外で、火を焚いたり、動き回ったりしたら、汗をかくのに、そのまま寝てしまうのかな…。
いや、シャワーのあるキャンプ場もあるとは思うけど、それじゃ、寝るときはホテルに帰ればいい。わざわざテントで寝る必要なんてない。
キャンプには、そんな、あからさまな矛盾があるんだよ。彼らは、そこから、どうやって目を逸らしているんだろう。
イヤな思い出
高校のとき、九重へキャンプにいったけど、本当にひどい目にあった。あそこは、地面が凸凹になっていて、足がずっと痛かった。それと、薪で火を焚くと、焦げた臭いが髪の毛にベッタリついてしまう。ススの臭いが、体中に染みついて落ちない。
あんなの、女の子だったら死にたくなるんじゃないかな。
だから、女の子とキャンプなんてありえないし、もう二度とあんな目に合いたくない。
ウチの近所に、好日山荘とかいう、アウトドアショップがある。けっこう客が入っているから、それだけ日本には、キャンプ族が多いということなんだよ。
たしかに、様々なアイテムは、男子の心をくすぐるけれど、それはあくまで幻想でしかなくて、実際に山に入れば、虫はいるし、暑かったり寒かったりして、ひどい目にあう。
みんな、キャンプ族には気をつけよう。
あぶないよ。