いよいよ秒読み段階へはいったよ。僕のブログが末期ガンみたいに、その生涯を閉じようとしている。
ブログにとってのアクセスは、まるで心臓の鼓動のように脈打って、それは徐徐に弱くなり、やがて止まってしまう。
こうやって、なにかしら書くと、一瞬だけ意識を取り戻すけど、なにもドーピングしなければ、呼吸さえままならない。
因果応報というやつなんだよ。僕の悪行が白日のもとに晒されて、苛烈な裁きを受けているんだよ。
ブログをやってるみんなは、僕の姿を目に焼き付けておいてほしい。すべてを失い、ノドを両手でかきむしる姿を。のたうちまわって、糞便にまみれる姿を。悪行に手を染めると、こんな末路が待っているだ。
僕の罪は、いろんなことを適当にかいてしまったり、アクセス欲しさに、釣り記事を書いてしまうことだった。
ずっとむかしに、あるいは、正しい道が僕にも見えていたのかも知れない。でも、そんな平坦で退屈な道は、歩みたくなかった。
河原で石を積むような日々の暮らしと、搾取の沼に腰までずっぽり埋まってしまったワーキングプア。
橋の下の、朽ちかけたダンボールハウスに住み、高い土手の向こうに広がる、文化的な暮らしを夢見て、踊り続けたピエロ。
ボロをまとった僕には、武器がひとつもない。そして、人との関わりがイヤな僕には、始めから居場所なんてなかったに違いない。
書くことが唯一の楽しみだった。みんなに喜ばれて、ホントにシアワセ感じてた。ほかに、褒めてもらえることなんて、なにひとつ、ない人生だったからさ…。
それがこんなに静まり返ってしまうなんて。耳の痛くなるような沈黙のなかで、為すすべもなく突っ伏している。
くそう。
みんなホッテントリで楽しそうにして。
ちくしょう。
愉快にやってやがる。
うぐっ、ウッグッ
ウガァァァーーーーーーーーー!
ゼフーッ!、ゼフーッ!
ウギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!