先日、自家用車を初めて買った、という記事を読んで、僕も 、運転の初心者だったころを懐かしく思い出していました。
僕は、高校生の冬休みに免許を取って、姉の車を借りてガードレールにこすったりしていました。それから、会社の営業車を2年ほど乗ったあと、自分の車を買いました。
ダイハツの、ミラという軽自動車です。この子は、新車で購入して、納車2週間目に、飲酒運転のスープラから、脇腹に猛烈なタックルをくらってしまいました。
それでも、なんとか一命をとりとめ、その後10年近く、僕の頼れる相棒として、活躍してくれたのです。
運転初心者にありがちなこと
そこで今日は、自分が車に乗り始めたころを回想しながら、初心者ドライバーにありがちなことを、気ままに語りたいと思います。よろしければ、お付き合いくださいませ。
- 他の車が気になる
仕方のないことですが、初心者ドライバーは、周りの車が気になってしまいます。公道に出て、僕が一番驚いたのは、みんな好き勝手に走っていることです。
自動車学校では、キープレフトと言って、若干左寄りを走るように指導されていて、素直バカナメクジの僕は、その教えを忠実に守っていました。
ところが、どうでしょう。
実際に運転してみると、みんなやりたい放題です。中央線ギリギリで走ってみたり、ウインカーをあげずに車線変更したり…。初心者の僕は、そのカオスに、大いなる憤りを感じたものです。
今じゃ、まったく気になりません。
- 後ろの車の車間が気になる
初心者にとっては、すべての道が初めてです。必然的に慎重になるのですが、そうしていると、必ず、後ろから猛追してくる者がおりました。
まるで紐がついているかのように、ピタっと真後ろに貼りつくのです。そうすると、イライラするんですよね。しかし、これは、けっこう自分に原因のあることが多いです。
今は、ぜんぜん気になりません。サッと脇に避けて、お先にどうぞです。
- 傷に敏感になる
新車だったこともあり、キズにめちゃくちゃ敏感でした。小心ミノムシクソ野郎だった僕は、乗る前に、バンパーの裏までチェックしていました。
また、マクドナルドの駐車場で、子供の乗った大きな車が来ると、開けたドアがぶつかるんじゃないかと、ハラハラして監視していました。
今じゃ、ぜんぜん気になりません。
キズを気にしてたら、車など乗れないと悟るんです。ま、最近はスライド式がほとんどなので、その心配もなくなりましたね。
- クラクションに異常に反応
初心者にありがちというか、僕の個人的な感覚かも知れませが、クラクションに異常反応していました。
誰が鳴らしたんや!?、となって、殺気立ってしまう繊細チンピラモンキーボーイです。昔、超大型のトラックに、盛大にクラクションを鳴らされたときは、冗談抜きで飛び上がりました。
今じゃぜんぜん気になりません。
だいたいアレですね。クラクション鳴らす派と鳴らさない派がいますよね。僕は鳴らさない派です。
- バイクが邪魔だ
あまり詳しくないんですが、原付バイクは30キロ制限で、それ以上のはふつうに走っていいんですよね。
なんか、原付バイクサイズなのに、めっちゃ速いのがいるんです。いつも通る山道で、ぶち抜かれたので、追いかけたら危うく事故りそうになりました。
今じゃぜんぜん気になりません。
むしろ、よくノーガードで走れるなぁと。僕も原付バイク乗りだったのですが、もう怖くて乗れません。
- 歩行者がうざい
…そんなふうに思っていた時期が、僕にもありました…
これは、良くないですね。歩行者を尊重しましょう。
豆知識ですが、横断歩道に歩行者が立っていたら、車は止まらないといけません。忘れずに生きていきたいモノですね。
終わりに
初心者ドライバーにありがちな心理、という話題でしたが、どうでしょう。僕の場合、初心者というより、人間性に問題があったように思います。しかし、時がすべてを解決してくれましたね。
しかし、車乗ってると、性格がモロに出て面白いです。だいたい、車種の選び方で、その人の好みが6割がた分かるものです。
そのうち、自動運転なんかも実用化されてきたら、画一的に規格化された、没個性な世になってしまうのでしょうか。
それもちょっと寂しいですね…。
それでは、ごきげんよう。
さよなら、さよなら。