親知らずが抜けない!大量出血に悲鳴があがり抜歯の恐怖におびえた

親知らずを抜く、という治療があるのですが、ご存知ですか? 歯医者さんが保険適用でおこなってくれる治療なので、僕も上下あわせて4本ぶち抜いています。

正直これだけの治療ができて、保険適用は破格過ぎます。日本に生まれて本当に良かった。しかし、いっぽうで、抜歯の恐怖というのは、誰しもあるんですよね。

そこで、今回は、僕の親知らずの抜歯ストーリーをお届けいたします。読者のみなさんが、僕の経験をシェアすることで、親知らずの抜歯に向かう恐怖が、少しでも和らげば幸いです。


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親知らずとは?

まずは、親知らずの予備知識を見てみましょう。もう、知っている方は、ガッと読み飛ばしてくださいませ。

親知らず・親不知(おやしらず)とは、ヒトの歯の一種。「智歯」「知恵歯」「第3大臼歯」、歯科用語では「8番」(前から8番目の歯)とも呼ばれる。おおむね10代後半から20代前半に生えてくる。全ての人が4本生えてくるわけではなく、上下左右の4本が揃わない場合もあるほか、おおむね4人に1人の割合で全く生えてこない人もいる。

引用:Wikipedia


親知らず1本目

僕が「親知らず」の存在を知ったのは、25歳の春でした。その年は、年末から、ひどいカゼを引きずってしまい、ずっと抗生物質を飲んでいました。

そのせいなのかどうか、原因はわかりませんが、奥歯が疼きだしたのです。はじめはカゼで歯茎が腫れたのかな? と思ったのですが、口を大きくあ〜んして、鏡で見てみると、なんか白っぽくなっていたのです。

もしや、化膿してしまってる? とか思って、指でグリグリしてみると、固い手応えがありました。そこでやっと、親知らずと呼ばれる歯がグローリーしてると気づいたのです。

1本目は、右上でした。いやだな〜、いやだな〜、と思いつつ、1ヶ月が過ぎましたが、どうにも違和感があるため、抜歯を決意します。

僕が、こんど親知らず抜くんや…、と周囲に告げると、まわりの大人たちは、痛いぞ!とか、血がドバっと吹き出すぞ! などと散々おどかされました。

ところがどうでしょう。僕の親知らずは、ペンチでポコンと抜けました。血も、出るには出ましたが、当日と翌朝だけでした。しかも、痛みはほとんどありませんでした。

個人差があるにせよ、この程度で大騒ぎしていた、まわりの大人って、チョロいな…。そう思ったのです。


親知らず2本目

続いて、2本目の親知らずは、左上から出てきました。こちらも、気がついたら生えていた、という感じで、徐々に勢力を拡大していました。

日常的には、何ともないのですが、疲れたりすると、周りの歯茎が腫れたりするので、そろそろ処すか…という、けっこうカジュアルな感じで歯医者の門をくぐりました。

初老の歯医者さんは、歯並びに影響するから抜いた方がいいんじゃ、と言って、その日にぶっこ抜いてきました。

「親知らずを抜く」と言っても、僕が、まったくひるむ様子がなかったので、早めに勝負をかけてきたのでしょう。

僕は一度経験していますから、余裕がありました。そして、2本目の親知らずも、難なく抜けました。ちょっと歯が大きかったようで、抜歯後は大きな穴がポッカリあきましたが、予後はおおむね良好でした。


親知らず3本目

ここまでで、わかったと思いますが、上に生えてくる親知らずは、ふつうの歯を抜歯するのと、そう変わりはありません。問題は下の歯なのです。

例のごとく、疲れると歯茎が腫れる、という現象が30歳のころから、ちょくちょく出始めました。こんどは、右の奥、下の歯です。

さっそく、歯医者へ行ってみると、まずはレントゲンをとってみましょう、と言ってレントゲンを2〜3枚とりました。

そのころ、働いていた職場が、わりと繁華街に近いところだったので、新しく設備の整った歯医者さんだったのです。

それが、功を奏したのでしょう。今度の親知らずは、真横に生えていて、抜くのが非常に困難なことが判明したのです!

それから、3日ほど抗生物質をのんで、いよいよ抜歯の当日となりました。

事前に受けた説明では、抜歯する親知らずの根っこが長く、神経に近かったりすると、ごくまれにマヒが出る人がいるらしいです。

麻痺ってなんだよ、怖いよ、と思いつつも、僕はやってくださいと力強く宣言しました。おお、勇気があるね、と思われそうですが、じつは、親知らずが生えている違和感がハンパなかったのです。

そして結果は……

成功でした!!

マヒもなく、術後の経過も順調でしたよ!!

ただ、抜くときはけっこうヘビーでしたね…。

真横に生えていたので、歯を削りつつ、斜めうえに抜く方法をとったのですが、横の奥歯に引っかかって抜けないんです。

先生も、あとちょっとなんだけどなー、と、ボヤきながらも、根気強く、削ってはひっぱり、削ってはひっぱりしてくれて、やっと抜けました。

歯茎も切開しましたので、出血もダバァしましたね。

しかし、抜いたあとは絶好調になりなした。歯が健康になるって、最高ですよ。

ハレルヤ!!


親知らず4本目

とうとうここまで読みましたか。そうなんです。いよいよオーラスですよ。最後の1本です。

前回、3本目を抜いてから、めちゃくちゃ具合が良くなったので、おなじ歯医者さんで、最後の1本も抜いてもらうことにしました。

というのも、親知らずがヨコに生えてると、奥歯と親知らずのスキマが、うまく歯磨きできなくて、けっきょく、両方虫歯になってしまうんですよ。

そこで僕は、ここは、先のばしせずに、一気に抜くべきと判断したのです。

しかし、最後の親知らずは、ほとんど埋没していて、一部がちょっと顔を出しているだけでした。

でも、これを放置していたら、いつか伸びてきて、抜かなきゃならなくなるんですよ。

そこで歯医者さんに相談してみると、歯科大の若い先生が周一で来るので、そっちにお願いすることになりました。

いよいよ抜歯当日が来ました。

事前の説明では、歯がほぼ埋まっているので、まず歯茎を開いて、それから、ちょっとずつ歯を切ってひっぱり、ちょっと切ってひっぱりを繰り返して抜く、ということでした。そのために、横向きにひっぱり出す専用の器具も用意してくれていました。

そして結果は…

またしても成功です!!

僕の場合は、運良く、根っこがそこまで伸びていなくて、想像以上にスポッと抜けちゃいました!(根っこの長さは、レントゲンでは判別し辛いそうです)

とうとう、とうとう僕は、親知らずをぜんぶ抜いたのです。

やったー!


さいごに

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。僕の親知らず戦記、いかがだったでしょうか。お役に立てるとうれしいのですが…。

実は、親知らずの抜歯には、賛否両論あるらしいです。ですが、僕の個人的な意見では、抜いた方がいいですね。

まず、親知らずが原因になる虫歯にならないですし、歯茎もぜんぜん腫れなくなったからです。確かに抜いてから半年くらいは、ぽっかり穴になってしまいますが、そのうち平らに戻ります。

ただ、痺れが残るリスクはあるので、無理にはお勧めできない、という感じでしょうか。僕は、抜いた後の状態が、本当に良いので、抜いて良かったと思っています。

親知らずがときどき痛む、腫れる、という方は、抜歯も含めて、検討されてみてはいかがでしょうか。


親知らず、ぜんぶ抜いてるよ…という話題でした。


ちゃお!