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散るろぐ

千載具眼の徒を待つ

子供のとなりで喫煙

暮らし

秋も深まり、健康意識も高まる今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日、ドライブ中に信号で止まっていると、となりの車線にピンクの軽自動車が並んで止まりました。

運転していたのは、30代半ばの綺麗な女性だったのですが、車内で豪快に喫煙していました。

女性の喫煙は、それ自体、珍しくもなく、目くじらを立てることでもないでしょう。

ところが、その助手席と後部座席には、まだ年端のいかぬ子供が乗っていたのです。

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見てる、見てる

あのせまい車内では、すぐに煙が充満して、子供が副流煙に巻き込まれてしまいます。

僕はあせって、OMG…OMG…(オーマイガ…オーマイガ…)と、言いながら思わず直視してしまいました。

すると、助手席に座っていた女の子(推定8歳)が、僕に気がついて、なにか母親に告げているのです。

その口の動きに目をこらすと、「み・て・る、み・て・る」と、動いているようでした。

なんと、女の子は、僕が見ているのを、母親に伝えているのです。

母親は、口のはしから煙をはきながら「アン?」という感じで目を細めました。そして視線を女の子から僕の方へ向けたのです。

そのギンッとした眼差しに、僕は急いで前へ向き直りました。そして、メガネの角度を調整したり、ハンドルを撫でたりして、平静を装っていました。

しかし、それからずっと右頬には、鋭い視線を感じていました。僕の住む地方では、こうゆう場合、降りてきて「なに見てんの?」と尋ねる風習があります。

別に何か言ってきても平気でしたが、僕も暇ではないので、早く信号が変わらないかと、やきもきしていました。


見過ごされる虐待

幸い、すぐに車は流れだし、無事に脱出することができました。しかし、僕のモヤモヤは晴れません。今ごろ、あの子供たちは、車内に充満した副流煙によって、将来のガンリスクが飛躍的に高まっているのです。

しかも、あの子たちはそれを知りません。のみならず、心配した僕を、敵視して、母親に報告していました。敵は僕ではなく、すぐ横にいる母親なのにです。

今回は、たまたま軽微な喫煙でしたが、これがもっと重大な虐待だったとき、僕にはなにが出来るのでしょう。他人のことだから、関わらない方がいいのでしょうか。他所の家庭に、口出しすべきではないのでしょうか。

僕に、子供を救いたいとか、社会に正義を施したいというような、高尚な思いがあるワケではありません。しかし、本来守るべき子供が、目のまえで傷つけられるのは、見るに耐えません。

どうか、あの子たちが、健やかに育ってくれるよう、祈るばかりです。また、なるべく早く、煙の害の知識を知ってもらって、脱出してほしいです。


子供のとなりで喫煙…という話題でした。